その制約の中でいかにして表現豊かなゲームを作ってきたかが解説されています。
ファミコンに搭載されているハードウェアは、
ゲーム機として価格を抑えながらも表現力を増す事ができるよう、
汎用品をカスタマイズされた物が使われています。
これにより、ファミコンは低価格ながらゲームセンターのゲームが移植されたり、
ドラクエのような大ヒットゲームが生まれることとなります。
惜しいのは、その発想力による制約越えの事例が少ない事。
もう少し突っ込んだところまで掘り下げて欲しかったです。
ファミコン世代で、プログラミングの経験者であれば、読み物として面白いと思います。
それ以外の人には、あまりピンとこないかもしれません。
個人的には、以下のような内容も取り上げて欲しかったと思います。
・光線銃の仕組み
・ドラクエのウィンドウの表示
・ファイナルファンタジーの飛空艇の高速スクロール
・主にコナミがカートリッジに搭載していた拡張音源の話、
・いろんな意味で限界を突破していたメタルスレイダーグローリー
マニアックすぎますね(゜▽゜;)