ああ愛しのレッツノートよ、おいたわしや・・・
事の顛末
・「スマートアーチ」というスマートフォン連携機能がリリース↓
・それに伴い、無線LANドライバを更新
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・インテルMyWiFiテクノロジーがエラーになって、スマートアーチが起動できない
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・サポートの指示通りに無線LANドライバの入れ直しをしていたらPCが不安定に
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・最終的にWindowsが起動しなくなる
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・起動時にF8を押して「詳細ブート・オプション」を出し、「コンピュータの修復」→「スタートアップ修復」で復旧を試みる
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・Windowsはとりあえず起動。chromeのデータが壊れていたりしたが、再インストールで直る
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・しばらく使っていたが、Excel2010が起動できなくなっているのに気づく
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・Officeのアンインストールもできない
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・DVDから入れ直そうとしたらドライブを認識していないのに気づく
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・サポートに電話してドライブは復旧
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・今度はマイクロソフトのサポートに電話してOfficeの復旧を相談
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・復旧できず。リカバリを勧められる
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・NASへバックアップ開始(夜18時くらい)
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・バックアップ終了、リカバリ開始(22時くらい)
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・バックアップからの書き戻しを仕込んで寝る
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・必要なソフトをインストール
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・終わり!(お昼くらい)
参考:Windowsを確実にセーフ・モードで起動させる - @IT
Windowsを確実にセーフ・モードで起動させる - @IT |
バックアップの重要性
基本的にほとんどのデータはEvernoteやNドライブ・WindowsLiveMesh等のクラウドストレージ上に同期させていたので失う物はほとんど無いのですが、復旧2時間がかかりそうなのと、せっかく買ったNASをもてあましていたのでバックアップを取りました。データ量は74GB。思ったより時間がかかってしまいました・・・。
WindowsVista以降はバックアップに便利なコマンド「robocopy」が付いています。
なんも考えずに、
>robocopy [バックアップ元] [バックアップ先] /mir
と打てば、バックアップ先がバックアップ元と同じ状態になります。
普段からこれをやっておけば、差分の更新だけで済んだので、もっと早く終わってたはずです。
以前いた大学の研究室では、クリスマスに研究データが入ったHDDがクラッシュし、年末年始で必死に作り直したそうです。バックアップは常に取るようにしましょう!
パーティション分割の勧め
昔はシステムとデータは別パーティションにして管理していました。こうすれば、仮にシステムをリカバリすることになっても、データパーティションはそのまま維持できるので、便利だからです。
それが、SSDを搭載するPCを使うようになってから、何となく「別にいいかな・・・」と思って分けずに運用していたのでした。
まさかこんな事態になるとは思いもせず。
リカバリ後はちゃんと上記のようにパーティションを分けておきました。
「パーティションを分ける」とは、1台のHDDを仮想的に複数に分割して利用することを指します。
WindowsVista以降、「スタートメニュー」→「コンピュータを右クリック」→「管理」→「記憶域のディスクの管理」→「C:の所を右クリックしてボリュームの縮小を選択」で、パーティションのサイズを変更できます。
空いた領域を新しいドライブとして割り当てれば完了です。
知っている人には当たり前のことなんですが・・・
この12時間を無駄にしないように、書き記しておきます。