仕事でたくさんの資料をExcelで作り、それがたまっていくと、
必ず「あのファイルはどこだっけな・・・」という事態に陥ります。
これを予防するための方法として、こちらの@jmatsuzakiさんの記事がとても参考になります。
荒れ果てた共有フォルダの構成を整理して綺麗に保つ6つの工夫 | jMatsuzaki |
しかし、既にカオス状態になってしまった共有フォルダはどうすれば良いでしょうか。
1.Winodws Searchを使う
Windowsで標準に用意されているWindowsSearchでインデックスを作成し、検索対象とする方法です。
Officeが入っていれば、Excelファイルも検索できます。
WindowsXPでも、こちらでダウンロードしてインストールすることができるようです。
コントロールパネル→インデックスのオプションから検索場所を追加できます。
2.Namazuを使う
日本語全文検索シス テムNamazuをインストールして使う方法です。ApacheWEBサーバーと合わせて使えば、どのPCからでもブラウザで検索できます。
最初の設定が少し手間取るのと、定期的にインデックスを更新しなければなりませんが、
とても便利です。
(昔の職場ではこれをやっていました。
まだ今ほど厳しくなく、自由にソフトを入れられました・・・)
ちょっと待ってください
しかし、これらの方法でも問題があります。1.目的の部分がExcel文書内のどこにあるか分からない
どちらも特定できるのは「どのExcelファイルか」までで、後は開いて目で見ていくしかありません。
セル内の文字列ならば検索ができますが、コメントやオートシェイプ内の文字列だと
検索もできません。
2.外部からソフトを入れられない
WindowsSsearchならば標準なので問題ありませんが、WindowsXPの場合や、Namazuを使う場合インターネットから
ソフトウェアを持ってこなくてはいけません。
職場によってはインターネットと隔離され、自由にソフトを入れられない所も
多いかと思います。
プログラム書きました!
そこで、これらを解決するプログラムを書きました。コメント・オートシェイプ内の文字列も検索可能で、その位置も特定可能。
しかも、テキストファイルなので、自分で打ち込めば
インターネットに接続できない環境でも導入することができる。
ここにご紹介します。
実体はHTMLファイルで、JavascriptでExcelファイルを操作します。
ActiveXを利用しますので、IEのみ対応しています。
開いた画面内で、「キーワード」「パス」を指定します。
パスワード付きファイルにも対応しています。
検索が完了すると、下の方に検索結果がリストアップされます。
開くボタンを押すと、セル・コメントの場合は該当セルを、
オートシェイプの場合は、その位置する左上のセルを選択した状態で
ファイルを読み取り専用で開きます。
問題点
ファイルを1つずつ開いて検索していくので、WindowsSearchやNamazuのように一瞬で検索することはできません。
また、行数380行なので、打ち込むのは少し大変かもしれません。
(デザインも何もありません。かっちょよくて少ない文字数で実装できる方募集です。)
しかし、カオス状態の共有フォルダから、
求めるExcelファイルを見つけ出すのに、
有効であると思います。
またameroadに置いておきました。
購入していただいた方は是非ご連絡ください。
動かないこともあるかもしれませんので、対応させていただきます。
ダウンロードはこちら→http://ameroad.net/l/dkw
昨日のすず
ディスプレイ前に鎮座されているすず。
じゃまですよ・・・