MEDIAS TAB(N-06D)、活用しております。
使っているアプリを紹介するには、スクリーンショットが欠かせません。
ですが、Androidの場合、標準でスクリーンショットを撮る機能がありません。
一部メーカーでは撮れるようになっている物もありますが、MEDIAS TABは無理のようです。
そういう場合にスクリーンショットを撮る場合は、Android開発環境を整える必要があります。
右上のアイコンにAndroidを入れて描いてもらったのは、単に「ユーザー」というだけでなく、「デベロッパー」でありたいという思いも込めていたという理由があります。
今日は環境構築を行って、その手順をまとめてみます。
1.Javaをインストール
こちらのページで、「無料Javaのダウンロード」ボタンを押します。現時点でJavaはバージョン7が出ていますが、ここでは6をダウンロードするように出てきます。
AndroidSDKを使う分には6で問題ありません。
ファイルをダウンロードしたら、そのまま実行して「次」を押していけばインストールが完了します。
java.com: あなたと Java |
2.Android SDKのインストール
こちらのページで、「installer_r18-windows.exe」をダウンロードします。Android SDK | Android Developers |
これもダウンロードしたファイルを実行して「Next」を押していけばインストールが完了します。
最後まで行くと、「Android SDK Manager」が起動します。
最初から以下にチェックボックスが入っているので、そのまま右下にある「Install 8 Packages.」(欠けてますが)を押してファイルのダウンロードを行います。
ライセンス条項が出てくるので、「Accept All」をチェックして「Install」を押します。
ダウンロードはけっこう時間がかかります。
3.環境変数の設定
Windows7の場合、「スタート」→「コントロールパネル」→「システムとセキュリティ」→「システム」→「システムの詳細設定」→「環境変数」を開きます。(XP以降は同様と思います)「Path」を選択して編集を押します。
「変数値」の最後に、以下の内容を追加します。
使用しているWindowsのビット数により、若干違います。
セミコロンが区切り文字です。
32bit版→「;C:\Program Files\Android\android-sdk\platform-tools;C:\Program Files\Android\android-sdk\tools」
64bit版→「;C:\Program Files (x86)\Android\android-sdk\platform-tools;C:\Program Files (x86)\Android\android-sdk\tools」
4.USBドライバのインストール
お持ちの機種用のUSBドライバをインストールします。MEDIAS TAB(N-06D)はNECカシオモバイルコミュニケーション製です。
基本的にはこちらのリンク先でメーカー毎のドライバがダウンロードできるのですが、NECカシオモバイルコミュニケーションは置いてないようです。
該当ドライバは以下でダウンロードできます。
N-06C USBドライバ » ソフトウェアダウンロード » サポート | NEC mobile |
5.端末の設定
「設定」→「アプリケーション」→「開発」→「USBデバッグ」にチェックを入れます。6.PCと接続
PCとUSBケーブルで接続します。自動的にドライバがインストールされます。
7.DDMSを起動して撮影!
「スタート」→「ddmsと入力してEnter」で、DDMSが起動します。「Device」→「Screen Capture」を押すと・・・
撮れました!
「Save」を押してファイル名を付けて保存します。
スクリーンショットを撮るだけなのにちょっと大変ですね・・・
「GALAXY Note」なんかは、端末だけで撮れる上にペンで編集もできるようになっていて、とても便利そうです。
でも開発するにはまだ足りません。
これはまた後日構築しながら書こうと思います。
2012/04/24追記
スクリーンショットについてはこちらに記事があります。
最新スマートフォン徹底比較(2011年度冬春モデル編):第7回 内蔵フォントが充実している/スクリーンショットが撮れる機種は?――スマホ39機種 (2/2) - ITmedia +D モバイル |