シゴタノの倉下さん(@rashita2)、北さん(@beck124)共著の「シゴタノ!手帳術」を読みました。
このお二人が書いた本なので、当然ながら、タダの手帳使いこなし本ではありません。
クラウド全盛時代における手帳ならではの活用の仕方が余すところなく紹介されています。
手帳=RPGにおける装備品
手帳に限らず、文房具やパソコンなどは仕事に置ける道具だと思っています。
ロープレイングゲームで言えば、主人公が装備する武器や防具です。
文房具ならば無料で使える支給品がある場合もあります。
自分が過去いた職場では、ノートや手帳も支給品がありました。
しかし、そういった物を使っても「楽しく」はありません。
ゲームならばよりレアな物を集めたり、自分でカスタマイズしたりするのが楽しいポイントです。
仕事に使う道具も、できるだけこだわって自分に合った物を使えば、仕事を楽しくすることができると思います。
ほぼ日手帳という存在
本書では、手帳の中でもほぼ日手帳についてお二人の使い方が記されています。
ほぼ日手帳が普通の手帳と違うのは、「こう使いなさい!」と決められたルールが無く、「こう使いましょうよ」という提案も無い、「自分の好きなように使うこと」ができる、押しつけがましさのない手帳ということです。
同じ手帳を使いながら、書き方が全然違うのが面白いところです。
かといって、そのまま真似しよう!という事では無く、自分なりの使い方を確立すれば良いと最後にまとめられています。
せっかくの伝説の武器も、自分が使いこなせなくては意味がありません。
使い込んでいくうちに自分の手になじむようになって、初めて力を発揮できる、そういうものなのだと思います。
とか言いつつ、読む前に既にほぼ日手帳Weeksという日次のページが無い小型の物を買っていたのでした。
これはダメな例ですね・・・。
ただ、この本を読んで「書かなきゃ」という意識は無くなり、「自由に書いていいんだ」という風に気持ちが楽になったので、気軽に何でも書いていこうと思います。
※お二人が使われているのはほぼ日手帳カズンというA5サイズで日次ページがある物です。
少なくとも、人に見せられる物にしたいです。
手帳という道具
手帳というのは、無くても仕事が全く進まないというものでは無いかもしれません。クラウドとスマホが普及した今日では、スマホとPCがあれば済んでしまうこともあるでしょう。
でもお二人の手帳はクラウドを併用しながら、しっかりと物としての役割を果たしています。
実体としての物の持つ力を最大限発揮しているように見えます。
ゲームでも、メインの武具とは別に装備するアクセサリにものすごい効果を持つ物があります。
しっかりとした輝きを放つまで、これから手帳を使い込んでみたいと思います。
今日のすず
ディスプレイの前で鎮座するすず。
ゴロゴロとのどを鳴らしています。