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「7つの習慣」その6 第4の習慣:Win-Winを考える

2012年6月5日火曜日

自己啓発 読書

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読んだ気になる「7つの習慣」連載その6です。今回は、7つの習慣の4つめ、「Win-Winを考える」です。

  1. 「7つの習慣」その1 ベースとなる考え方
  2. 「7つの習慣」その2 人生には2つの成功がある
  3. 「7つの習慣」その3 第1の習慣:主体性を発揮する
  4. 「7つの習慣」その4 第2の習慣:目的を持って始める
  5. 「7つの習慣」その5 第3の習慣:重要事項を優先する


人間関係を充実させる「信頼残高」を増やす

第4の習慣からは、その2で書いた二つの成功の後半「公的成功」への習慣です。つまりは人間関係に対することです。

交渉術や会話術といった小手先のテクニックは、短期的には効果を現すかもしれませんが、人生の充実のためには長期的な関係を構築する必要があります。

そのために大切なのは「信頼残高」です。友人との約束を守ったり、小さな心遣いをしたりすれば、信頼残高は増えます。逆に無礼な振る舞いや不誠実な態度を取れば、信頼残高は減ります。

人間関係を充実させるためには、この新ライン残高の預け入れが大切です。

コヴィー氏は信頼残高を増やす6つの方法を挙げています。

  1. 相手の価値観・重視していることを理解する
  2. 小さな心遣いや礼儀を大切にする
  3. 約束を守る
  4. お互いが期待することを明確にする
  5. 誠実さを示す
  6. 過ちは誠意を持って謝る

どれも難しいことではありませんが、実践するには常に意識していなければならないと思います。

 

Win-Winを求める

学校では常に成績で順位が付けられ、ビジネスでは「相手を蹴落として自分が勝つ」という「Win-Lose」の考え方が蔓延しています。これは生まれたときから受けた脚本付けなので、ある意味仕方がありません。

逆に、自分はどうなっても良いから相手をそのまま受け入れてしまう「Lose-Win」というパラダイムもあります。場合によっては、うまく作用することもあります。しかし、自分の人生として考えれば、常に自分を抑圧し、相手のいいなりになり続けることはできるでしょうか。

Win-Winは、どちらか片方が優勢な案でなく、両者が納得する第3案が存在することを信じ、発見することです。相手の立場を十分に理解し、双方が納得できる案を提案することです。そのためには相手に主張するための勇気と、思いやりを持つ必要があります。

そして、どうしてもWin-Winが難しい場合、「No Deal(取引をしない)」という選択肢をとることも必要です。一方が不満な取引は、長期的には相互に不信を招いて、互いの信頼算だkを減らしてしまいます。

自分がWin-Win以外の取引をしようとしていないか、常に意識して行動することが大切です。

 

まとめ

これまでの自分は会社の業績を上げるため、常に結果を出し続けることだけを考えて仕事をしてきました。Lose-Winのパラダイムに縛られていたのだと思います。

人間関係においては、自分の考えが正しいと信じ、それを押しつけようとするWin-Loseのパラダイムで接してきたような気がします。

今抱えている問題も、こういった考え方を変えることで、解決できる方法が見つかるかもしれません。意識してみたいと思います。

その7→「7つの習慣」その7 第5の習慣:理解してから理解される
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自己紹介

猫とガジェットが好きなJava屋さんです。うつ病で休職後退職し、1年半の休養後に社会復帰。・・・が、いろいろあって再び退職。さらに1年休職の後に復帰して、なんとかSE続けてます。茶トラのすずと一緒に生活していましたが、2014年9月4日に亡くなって1人に。

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