読んだ気になる「7つの習慣」連載その8です。今回は、7つの習慣の6つめ、「相乗効果を発揮する」です。
- 「7つの習慣」その1 ベースとなる考え方
- 「7つの習慣」その2 人生には2つの成功がある
- 「7つの習慣」その3 第1の習慣:主体性を発揮する
- 「7つの習慣」その4 第2の習慣:目的を持って始める
- 「7つの習慣」その5 第3の習慣:重要事項を優先する
- 「7つの習慣」その6 第4の習慣:Win-Winを考える
- 「7つの習慣」その7 第5の習慣:理解してから理解される
1+1を3以上にする
相乗効果を発揮するとは、簡単に言えば全体の合計が各部分の和よりも大きくなると言うことです。
例えば、AさんとBさんが共同作業を行う場合、両者の意見が異なる場合にとりがちなのは、その間を撮る妥協案です。しかし、お互いが相乗効果を発揮し、より優れた第3案を生み出すことができれば、大きな成果をもたらすことができます。
相乗効果を生むためには、相手の相違点を否定するのではなく、尊重することが大切です。相手との違いを認め、相手の長所から学ぶことが、自信のレベルアップに繋がります。
コミュニケーション次第で相乗効果は大きくなる
共同作業の成果は、コミュニケーションの度合いと関係します。
- 防衛的コミュニケーション
- 尊敬的コミュニケーション
- 相乗効果的コミュニケーション
防衛的コミュニケーションでは、相手に対する信頼と協力の度合いが低いため、お互いが守りにハイリ、自分が損しないことだけを考え、問題が起きたときの逃げ道ばかりを考える段階です。
尊敬的なコミュニケーションでは、信頼と協力ある程度持ち合わせた人が行えるレベルです。お互いに対する尊敬はありますが、難しい衝突を避けたいがために、解決は妥協によってなされます。
防衛的にならず、互いに信頼し、敬意を示すことで、相乗効果的なコミュニケーションに至ることができます。それは妥協ではなく、より良い第3案を生み出すことになります。
相違点を尊ぶ
他人は自分とは違う人間です。それぞれの生き方によって独自のパラダイムを築いています。これを否定するのは簡単です。しかし、自分の物の見方の限界を認め、他の人のパラダイムと考え方に接した時にこれを尊重し、感情移入することができれば、自分の人生はより豊かになります。
まとめ
自分の持っているパラダイムから抜け出せず、合わないことは否定して無理矢理合わせようとする、そういう考え方が自分の中にはありました。人と衝突することでストレスをため、病気になる原因の一つとなったと思います。
この考え方を受け入れて、これからはより他人を理解する事に意識を注ぐようにしていきたいです。
その9→「7つの習慣」その9 第7の習慣:刃を研ぐ