読んだ気になる「7つの習慣」連載その9です。今回は、7つの習慣の最後、「刃を研ぐ」です。
- 「7つの習慣」その1 ベースとなる考え方
- 「7つの習慣」その2 人生には2つの成功がある
- 「7つの習慣」その3 第1の習慣:主体性を発揮する
- 「7つの習慣」その4 第2の習慣:目的を持って始める
- 「7つの習慣」その5 第3の習慣:重要事項を優先する
- 「7つの習慣」その6 第4の習慣:Win-Winを考える
- 「7つの習慣」その7 第5の習慣:理解してから理解される
- 「7つの習慣」その8 第6の習慣:相乗効果を発揮する
自分に投資すること
これまでの6つの習慣を全て実践していたとしても、実際に成功を収めるために使える資源は自分自身だけです。継続的に自信を高めていくことを怠ると、全てが無駄になってしまいます。
自然から授かった4つの側面
コヴィー氏は、人間に与え羅得れた資源を4つに分けて考えています。
- 肉体
- 精神
- 知性
- 社会・情緒
肉体を磨く
これは当たり前の話かもしれませんが、規則正しい食事、適度な運動を行い健康な体を維持することです。
精神を磨く
文学や音楽に触れたり、自然の中に身をゆだねるなど、自分のリフレッシュ方を行う。自分自身を見つめる時間を作ることです。
知性を磨く
だらだらとテレビを見る時間を減らす。優れた本を読むことで社会に対する理解を深める。日記を付けたりすることで、自らの経験や考えをまとめてアウトプットする練習をする。
社会・情緒を磨く
普段の社会生活における、他者との関係の中で、第4~6の習慣を実践するように常に意識する。
まとめ
「7つの習慣は」全て第2領域に入っている。すべては重要であるが、緊急では無い。しかし、常日頃実践していれば、あなたの生活に大きな結果をもたらすものばかりである。(p257)
7つの習慣はやらなくても良いことだから、日々の生活には何の影響もありません。
しかし、一日30分でも、これらを実践する時間を作っていけば、きっと人生は変わっていくと思います。一番最初にあげた「インサイド・アウト」の考え方では、問題は自分の外にあるのではなく、自分自身の内面を変えることが重要です。自身を変えることで、問題が問題で無くなるようになるのだと思います。
この連載を最後までお読みいただきありがとうございました。
どこまで伝え切れたか分かりません。原書は分量が多くて大変ですが、機会があればぜひ読んでいただきたいです。