NFC(Near Field Communication)をご存じでしょうか。近距離無線通信の規格で、SuicaなどのFelica規格もその一部にあたります。
GALAXYNoteに搭載されているNFCはFelicaでは無いため、おサイフケータイは利用できません。せっかく搭載されているのだから、何かに使いたいですよね。ところが対応した製品がなかなかありません。何とか一つ見つけることができたのは、オムロンが出している睡眠計です。
オムロン、睡眠時間を計測してグラフ化できる睡眠計 - 家電Watch |
高い方の「HSL-101」は睡眠の深さも計測できるようなのですが、2万ほどするためちょっと手が出ませんでした。コンパクトな「ねむり時間計 HSL-001」を買ってみました。
非常にコンパクトな製品です。まずはAndroid用のアプリをダウンロードして初期設定を行います。このとき、NFCを使って通信が行われ、アプリ上の設定が反映されます。
同時にオムロンのウェルネスリンクというサイトへの登録も行われます。
ウェルネスリンク - WellnessLINK |
本体は枕元において使います。以下の機能があります。
- 寝返りによる動きから寝付きの時間が分かる
- 同時に起きるタイミングも推定し、いいタイミングでアラームを鳴らす(アラーム時刻は設定できます。
- 起きた後に3段階のスッキリ度とメモを記録できる
- 測定内容をNFCでAndroidへ送り、ウェルネスリンクへ転送する
- パソコン上で平均睡眠時間や寝付き時間などが一覧で見られる
いちおう単体でも使えてだけその日の睡眠時間だけは分かります。アプリを使った方が、各種設定もアプリ上で行えるので便利です。
とはいえ、こういうアプリってありますよね・・・睡眠の深さのリズムも測定してくれるやつって。でもいいんです。楽しそうなガジェットはとりあえず買うのがガジェッターです。そして真のガジェッターなら高い方の睡眠計を買うことでしょう。自分もいずれ買い換えると思います。
記録した眠りの状態はアプリで確認できます。
濃い青線は寝付きにかかった時間、赤い線は起きるのにかかった時間です。アラームを止めても記録停止(長押し)しなかった場合、スヌーズ回数も記録されます。
サイトでは期間での記録が参照できます。
無料だと半年間だけの保存ですが、有料会員になると、無期限になっていろんな機能が追加されるようです。
なかなか面白い製品です。目覚まし時計が要らなくなってしまいました。
お金が貯まったら高い方を買ってみようかと思います。
ちなみに、NFC搭載Android端末がない場合は、PC用のUSB接続通信アダプターも販売されています。本体だけでもその日の睡眠時間は分かります。
以上、NFC対応製品の紹介でした。