猫と一緒にガジェットライフ♪ムチャ(@mutoj_rdm821)です。
このところその名をよく聞くようになってきた「NFC」。搭載されているスマホも増えてきて、対応機器もソニーを中心に増えています。
このブログでも、過去にオムロンの製品を中心に紹介してきました。
今のところ、Bluetoothのペアリングを自動化するくらいにしか使われていませんが、現時点でも有効に活用する方法があります。今回はNFCタグを使ってスマホの操作を自動化する方法をご紹介します。
まずはタグを入手
NFCの通信をする相手となる「NFCタグ」を入手しましょう。自分が買ったのは以下の製品です。3個で1680円でした。
他にもシールタイプがあります。
トップに貼り付けた画像のリンク先の、Xperiaのロゴが入った物でも大丈夫と思います。また、先日サンワサプライからも製品が発表されました。こちらはシールタイプで20枚で1980円です。
アプリを導入・設定
タグを入手したら、アプリを導入します。いくつかあるのですが、今回は「NFCタスクランチャー」を利用します。無料です。
まずはタスクを作りましょう。起動したら右上の+をタップします。
種類はもちろんNFCを選びます。
タグ名は自分で覚えやすいものを入力しておきましょう。その後「アクションの追加」をタップします。
アクションを指定します。できる事は非常に多いです。
- ワイヤレス&ネットワーク
- ワイヤレスネットワークのオン/オフ
- ワイヤレスネットワーク接続(SSIDとキーを指定して無線LANに接続)
- ワイヤレスネットワーク接続ホットスポット(おそらくテザリングのオン/オフ)
- Bluetoothのオン/オフ
- Bluetoothの検知可能性(検出できるようにする)
- 機内モードにする(機内モードではNFCもオフになるので、復帰は手動)
- 自動同期のオン/オフ
- GPSのオン/オフ(これは現在ルート化していないとできません)
- モバイルデータのオン/オフ
- サウンドと音量
- サウンドプロフィール(通常・サイレント・バイブレーションの切り替え)
- 着信音の変更
- 着信音量の変更
- 通知音の変更
- 通知音量の変更
- メディア音量の変更
- システム音量の変更
- アラーム音量の変更
- リングが鳴る時バイブレート(訳がおかしいですが、着信時にバイブレーションするかどうか?)
- ディスプレイ
- 輝度の変更
- 通知ライトの変更
- オートローテーションのオン/オフ
- ディスプレイのタイムアウト時間の変更
- ソーシャルメディア
- ツイート(任意の内容を指定)
- フォースクエア:ここでチェックイン(その時点で場所を選んでチェックイン)
- フォースクエア:場所でチェックイン(あらかじめ場所を指定しておいてチェックイン)
- Facebook:チェックイン
- Googleラティチュード:チェックイン
- Googleプレイス:チェックイン
- メッセージ
- 自動同期のオン/オフ
- メール送信(メアドと内容を指定しておき、自動送信)
- テキストメッセージを送信(SMS)
- Glympseを送信(位置情報を示すワンタイムURLを生成し、メール送信する。→参考)
- アプリケーションと&ショートカット(訳が変)
- オープンアプリケーション
- アプリケーションを閉じる(うまくいかないものもあるようです)
- アクティビティを開く
- 一時停止
- URL/URIを開く
- テキストを読む
- 移動(?)
- デスクトップドック(専用機器への接続をオン/オフでしょうか)
- カードック(同)
- メディア
- メディア再生の開始/停止
- 次のメディア
- 前のメディア
- アラーム
- アラーム設定
- タイマー設定
- アラーム設定(タイマー)
- カレンダー
- カレンダーイベント
- カレンダータイムスタンプ
- セキュリティ
- 画面をロック(オン/オフ)
- 電話
- 電話をかける
- サムスン電子(ギャラクシー専用?)
- ブロックモード
- 運転モード
- 節電
- Tasker(Taskerはスマホの動作を自動化するアプリです→参照)
- Taskerのタスク
これらを複数組み合わせることができます。消費する容量が決まっており、タグに書き込める容量分追加できるようです。
例えば自分の場合、「自宅」というタグに無線LANのオン、マナーモードの解除、Bluetoothの無効化を設定しています。CLIP DISPLAYを閉じるはうまく動かないようです。
1つのタグに、2種類のタスクを設定できます。その場合、タグにタッチするたびにタスク1/タスク2と切り替えて実行されます。タスク2には「外出」として、マナーモードオン、CLIP DISPLAYの起動を割り当てています。
設定が終わったら、右上の「✓を保存&書く」(これも訳が変)をタップします。すると、タグに設定を書き込む画面になるので、タグにタッチすれば完了です。
まとめ
可能性は無限に広がっています。自分は別のタグに各種チェックインを同時に行うように設定したものをカバンに付けています。
この記事では説明していませんが、Taskerというのもスマホの動作を自動化するアプリです。これと組み合わせれば、さらに応用が可能です。
NFC搭載端末を持っている方ならば、2000円弱の投資ですぐ利用できます。ちょっと試しにタグを入手してみてはいかがでしょうか。
何か便利な組み合わせを作ったら是非教えてください(´∀`)ノ