猫と一緒にガジェットライフ!ムチャ(@mutoj_rdm821)です。
記事にしようと思って写真を撮っていたのですが、先延ばしにしているうちに次の機種が出てしまいそうなので、出遅れ感半端ないですが記事にしておきます。
この機種、IGZO液晶とかクアッドコアとかに注目されがちですが、カメラもなかなかすごいです。何と言っても特徴は光学手ぶれ補正を搭載していること。単純に手ぶれを抑えるというのもありますが、暗い場所での撮影時でも感度を上げずに済むことで、ノイズの混入を抑えられるという点でもメリットが大きいです。
スペック
改めてスペックを挙げると以下のようになります。
- 1630万画素
- 撮像素子のサイズは1/2.8インチ(マニュアルより)
- F2.5単焦点レンズ
- シーンモード数11
- 光学+電子手ぶれ補正
- 音声コマンド
- HDR撮影
最初の3つは光学系のスペックです。携帯カメラとしてはわりと明るめのレンズでしょうか。画素数はトップクラスですが、素子が小さいので確実にメリットとは言えない気がします。
手ぶれ補正は光学と電子両方使えるのですが、なぜかシーンモードを自動検出にすると電子手ぶれ補正がオフになってしまいます。
音声コマンドは、例えば「シャッター」というとシャッターを切ってくれたり、他にも設定の変更ができます。タッチでシャッターを切ると、どうしても手ぶれにつながるので、手を固定したままシャッターを切れるのはメリットが大きいです。人混みでは厳しいですが(;´∀`)
設定画面いろいろ
シーンモードの設定。自動検出でけっこう認識してくれます。認識するとアイコンが変わるので分かります。「銀残し」というのはフィルムカメラ時代の現像手法の一つだそうですが、マニアックすぎる気がします(;´∀`)
撮影モードの設定では、連写やパノラマ、HDR等への変更が行えます。ちょっとややこしいのは、ここに「最高解像度」と「料理」があること。よく使うから入れたのでしょうか。
撮影サイズの設定。最高で4608×3456です。
その他の設定。
ホワイトバランスは一通りそろってます。
位置情報の設定。この「連携起動時OFF」というのが便利です。(たぶん)カメラから別のアプリへ連携したときは位置情報を付けないという動作になります。
フォーカスの設定。
手ぶれ補正の設定。ここで両方オンにするとシーンの自動検出がオフになってしまいます。うーん。
ちなみに撮影画面で左右にフリックするとデジタルズーム、上下にフリックすると明るさの調整ができます。分かりやすいです。
撮影サンプル
画像は全てクリックで拡大しますが、長辺2048にリサイズしてます。
ずいぶん前の写真なのでコスモスです(;´∀`)
明るい場所ではかなりいい描写力と思います。比較のためにRX100で撮った物を。
さすがに背景のぼけ具合は違いますね。
そして夜景。どうでしょう。手ぶれ補正が効いていると思います。
パノラマ撮影のサンプル。
普通に室内で撮ったすず。
画像編集
画像の閲覧、編集には「おまかせアルバム」というオリジナルのアプリが用意されています。画像を表示して編集を選ぶと、「画像編集」という名前で編集機能を呼び出せます。
これがなかなか多機能です。各種編集に加えてリサイズもできますし、「ショットメモ」という機能では画像中の四角い部分を認識して台形補正・トリミングしてくれます。
まとめ
光学手ぶれ補正と音声コマンドで、非常に綺麗な写真が撮りやすくなっています。スペックも高いですし、編集機能も充実していて、アプリを入れなくても十分楽しめる物になっています。
なお、instagram等のアプリ内にカメラ機能を内蔵しているアプリを使う場合、それを使わずに外部アプリとして標準のカメラを呼び出した方が、いろいろ調整できる分画質が上になるようです。自分がinstagramに流しているのは全て標準カメラで撮っています。
というわけでAQUOS PHONE ZETA SH-02Eのカメラ機能についてのレビューでした。