猫と一緒にガジェットライフ♪ムチャ(@mutoj_rdm821)です。
auの2013年夏モデルが発表されました。他社のように発表会の中継は無く、機種も4機種と少なめでした。一つ一つ見ていきましょう。
HTC J One(HTL22)
- アルミ素材によるメタルフレーム
- ディスプレイは4.7インチフルHD
- ディスプレイ上下に大型のステレオスピーカーを搭載
- メインカメラは400万画素とあえて抑えて感度を向上
- CPUは1.7GHz駆動のクアッドコア、クアルコム製の「APQ8064T」
- メモリは2GB、内蔵ストレージは32GB
- バッテリー容量は2300mAhで固定式
大型ステレオスピーカーというのが新しいですね。最近はBluetoothで接続するスピーカーがはやっていますが、これなら単体でも十分に音楽を楽しめるかもしれません。
また、カメラは400万画素と抑えてきました。同じセンサーサイズで画素数が少ないということは、1画素の大きさが大きくなってその分取り込む光の量が多くなり、感度が上がります。SNSへシェアするなら、そんなに画素数はいらないのでいいかもしれません。
スペックは現時点で最新、バッテリー容量は今となっては普通のレベルですね。
Xperia UL(SOL22)
- ディスプレイは約5.0インチフルHD
- メインカメラは1310万画素の「Exmor RS for mobile」
- 「WALKMAN」がプリインストール
- 「シンプルホーム」も用意
- CPUは1.5GHz駆動のクアッドコア、クアルコム製の「APQ8064」
- メモリは2GB、内蔵ストレージは16GB
- バッテリー容量は2300mAhで交換可能
- 防水、防塵
ベースはドコモで発売中のXperiaZのようです。そのためか、CPUは最新のAPQ8064Tでは無く、前世代の物になっています。
元々十分なスペックだったのでそんなに見劣りはしませんが、XperiaZのあの特徴的なデザインが無くなってしまったのは残念な所です。
AQUOS PHONE SERIE(SHL22)
- ディスプレイは4.9インチ、1280×720ドットのIGZO液晶
- メインカメラは1310万画素、F1,9のレンズ
- 3080mAhの大容量バッテリーで固定式
- CPUは1.7GHz駆動のクアッドコア、クアルコム製の「APQ8064」
- メモリは2GBで、内蔵ストレージは32GB
- フィーチャーフォンからの乗り換えユーザー向けの「シンプルモード」
- 防水、防塵
IGZOと大容量バッテリーの組み合わせで「3日間の動作」をうたうモデル。
カメラは他キャリアと同じスペックですが、光学手ぶれ補正は非搭載と残念な仕様です。
液晶の解像度もフルHDではなく、CPUも前世代のものでいろいろ残念感が漂います・・・
URBANO(L01)
- ディスプレイは約4.7インチ、720×1280ドットのTFT液晶
- ディスプレイ部分で音を出力する「スマートソニックレシーバー」
- 「聞こえ調整」機能
- メインカメラは1300万画素、背景ぼかし撮影機能を搭載
- CPUは1.5GHz駆動のデュアルコア、クアルコム製の「MSM8960」
- メモリは2GBで、内蔵ストレージは16GB
- バッテリー容量は2700mAh
- 防水、防塵
フィーチャーフォンからの乗り換えや40~50代をターゲットとして、使いやすさを重視したという端末。京セラ独自のホーム、声を聞き取りやすくする「聞こえ調整」機能、音声スピード調整、ノイズキャンセルといった機能が搭載されているそうです。
京セラお得意の「すぐ文字」機能も搭載。これはロック画面から文字を入力して、それを起点にアプリを起動したりすることができるものです。
有償のサポートサービス 「auスマートサポート」
24時間体制の電話サポートが受けられる、有償のサポートサービスが発表されました。23時~9時は予約制だそうですが、やっぱりスマートフォンのサポートは無償だと難しくなってきてるんでしょうか。
料金は初回加入時3150円で3ヶ月目まで利用でき、4ヶ月目からは399円とのこと。
さらに1回8925円で出張サポートも受けられるそうです。
他に紛失・盗難の際のリモートロック・位置検索や、「スマートガイド(技術評論社発行)」のプレゼントなど。
初心者にはありがたいですが、今スマホ買うときに頭金の割引として加入させられる有料オプションの1つとして使われなければいいですね・・・。
まとめ
個人的には今ひとつ感がぬぐえない感じでした。端末を絞っていくのはいいと思います。正直、詳しくない人にはどれがいいのかほとんどわからないでしょうし。
ただ、詳しい人からすると物足りない感が漂うラインナップだと思います。
そういえばフルセグ搭載機がありませんが、オプションでポータブルフルセグチューナーが発売されるそうです。
他キャリアを含め全体的に、夏モデルは見送りかな~という気がします。CPUにSnapdragon800やTegra4が乗ってくる頃に期待したいところです。