猫と一緒にガジェットライフ♪ムチャ(@mutoj_rdm821)です。
以前「欲しいものリスト」に入れていた、サイバーショットDSC-RX100の後継機種がついに発売になりました。その名もRX100マークII(型番はDSC-RX100M2)です。
RX100は去年発売されて以来、「高級コンパクトデジカメ」というカテゴリを牽引してきた1台です。値段もなかなか下がらず、楽天のランキングでも常に見かけていたので、かなり売れたんじゃないでしょうか。
その後継機種は、RX100をベースにしながら、いくつかの機能向上を果たしたマイナーチェンジモデルとして登場してきました。
前機種との比較をしつつ、開封の儀を行いたいと思います。
前機種との比較
RX100と比較すると、以下の点が変わっています。
- センサーを裏面照射型に変更して感度向上
- NFC/Wi-Fiを搭載
- 液晶モニターが上下チルト可能に
- マルチインタフェースシューを搭載して各種アクセサリーを装着可能に
- Zeissロゴがシールでは無くなった
- HDMI端子が底面から側面へ移動(たぶん)
- 動画モード時以外の動画ボタンの無効化が可能に
センサーの大きさ・画素数は1インチ2020万画素で変わりませんが、裏面照射型になったことで感度が上がりました。レンズについては全く同じで28-100mm相当(35mm判換算)F1.8-4.9となっています。ライバル機のOLYMPUS STYLUS XZ-2やLUMIX DMC-LX7と比較すると、望遠端が暗めです。
モニターのチルト化は、このサイズではかなり頑張った方だと思います。若干本体の厚みが増していますが、持った感じほとんど変わりありません。
マルチインタフェースシューについては、電子ビューファインダー、フラッシュ、マイクなどがつけられるのですが、この辺は自分のようなにわかカメラマンには無用の長物です(;´∀`)
細かいところでは、動画ボタンの無効化は嬉しいところです。よく間違って押してしまうことがあったので、明示的にダイヤルを動画モードにしなければ動かないというのは便利です。
その他、画像での比較はITmedia、スペック表はデジカメWatchが詳しいです。
開封の儀
箱を開けたところ。「ずっと使ってると熱くなるけど大丈夫なんだからね!」的なことが書いてあります。マニュアルは通常のものとは別に「Wi-Fi/NFCを使うお客様へ」というのが入っていました。
中蓋を開けたところ。
内容物。USBケーブルと充電器、ストラップ、ネックストラップ用のアダプターが付いています。ケーブル及び充電機は、適当なmicroUSBのケーブル、充電機で通信・充電とも可能です。
すずが気になって手を出してきていますw
バッテリー、SDカードは底面です。
正面。右下のZeissロゴが前機種ではシールでした。
上部。操作系は同じです。左側にはポップアップ式のストロボが内蔵されています。
そして液晶のチルト。上向きにはここまで。
下向きはここまで動きます。
横から見た図。前機種と比べると液晶部分の厚みが増えた感じです。
ブレブレですが背面。操作系は一緒です。
チルトの使い道と言えば、もちろん猫を撮るためですよねヾ(ΦωΦ)ノ
適当に撮ってみました
何も考えずに撮ってみました。縮小してありますが、どうでしょう。ボケ味はさすが大型センサーですね。
ちょっとピント合ってませんが、ひっくり返ったところをパシャリ。
フィルターの取り付けが可能に!
RX100と共通のオプションですが、49mm径のフィルターを装着できるアダプターが用意されました。一眼カメラ用のPLフィルターやNDフィルターを利用できます。これはけっこう嬉しい。
フィルターは安いのも出ていますが、奮発してソニー製のを注文しました。高性能なカールツァイスT*なので品質は間違いないでしょう。
まとめ
コンパクトデジカメとしては、これ以上の性能は望めないんじゃないかというくらい、小さな筐体にバランス良く詰め込んだという印象です。
ライバル機では、レンズバリアがなかったり、USB充電ができなかったり、レンズの明るさの代償に若干大きめだったりします。この辺の細かい使い勝手の部分が、RX100を愛用してきた理由でもあります。
先代は既に下取りに出してしまったのでもう手元にはないのですが、代わりにやってきたこいつを新たな相棒として、いろいろな写真を撮っていこうと思います。
「コンパクトデジカメは物足りないけど、一眼でレンズ沼にはまるのはちょっと・・・」という方、一眼を既に持っていてサブのコンパクト機が欲しいという方に超絶オススメです。
但し、お値段は大分上がってしまったので、しばらく待つか、変更点には目をつぶって値段も下がってきたRX100を手に入れるのも良いかと思います(併売されます)。