猫と一緒にガジェットライフ♪ムチャ(@mutoj_rdm821)です。
つい先日、小学5年生の男児が自転車で女性をはねて寝たきりとなり、男児の母親に対して9500万円の賠償金を支払う判決が出ました。
自転車は誰でも乗ることができる反面、事故の状況によっては相手に大きな被害を与える可能性があります。特に相手が小さなお子様やお年寄りだった場合はなおさらです。
去年もTSマークの記事を書いたのですが、その時出した事例での賠償金は5438万円でした。ある日突然「払ってねってへぺろ(・ω<)」と言われてもどうにもならない額です。
そんなもしもの時のために、低額で最高2000万円までの賠償責任保証が付けられる「TSマーク」という制度があります。
TSマークとは
公益財団法人 日本交通管理技術協会 |
実際は「自転車安全整備制度」というもので、資格を持った整備士による点検を受けることにより、保証を受けることができる制度です。
TSマークを受けられる店舗はこちらに一覧があります。お店に自転車を持っていき、点検(必要に応じて部品交換等)を愛ければTSマークを発行してもらえます。
有効期間は1年間です。
点検ではブレーキやチェーン、タイヤなどに問題が無いかがチェックされ、問題があれば部品の交換を行います。そのため、料金は自転車の状況によって変わりますが、それほど高くはありません。今回自分はチェーン交換と合わせて点検を受けましたが、4700円でした。点検を受けられて保証も得られるのですから一石二鳥です。
その他の自転車保険
TSマークでは補償額は最高2000万円なので、ニュースのようなケースでは対応しきれません。保険会社では自転車用の安めの商品が用意されています。
1つはau損害保険株式会社の自転車保険です。現在ではau以外のユーザーでも加入できます。
自転車保険ならau損保!万一の自転車事故に!【オンライン申込完結】 |
月100円で個人賠償責任 最大1000万円のお手軽なプランから、個人賠償責任最大1億円に加えて本人の入院や弁護士費用まで保証してくれるプランまであります。申込みはオンラインで可能です。
もう1つはセブンイレブンで入れる自転車向け保険です。
セブン-イレブンで入る自転車向け保険【示談交渉サービス付き】 |
こちらは年間4760円で賠償責任最高1億円等の保証が受けられます。手続きはセブンイレブンのマルチコピー機からできます。
まとめ
TSマークは点検とセットなので、普段それほど自転車に乗らない方にもオススメ・・・・というか必ず受けた方が良いです。
チェーンやブレーキパッドは劣化していきます。特に自転車置き場に屋根がなくて雨ざらしになっている場合、チェーンが錆びてしまって突然切れる可能性もあります。
通勤で自転車に乗っている方は、それに加えて別途保険に入っておくのも良いかと思います。物陰から突然子供が飛び出してきて・・・という可能性もありますしね。
お子さんが自転車に乗る場合は、危険性を教えてあげることも重要です。無茶な運転をさせないように、普段から指導しておかなければなりません。
自転車でも定期的な点検と、安全運転を心がけましょう。