猫と一緒にガジェットライフ♪ムチャ(@mutoj_rdm821)です。
8/22(木)~27(火)に池袋東武百貨店で「2013 東武ワールドウォッチフェア」が開催されています。
日本で行われる腕時計の展示会としてはかなりの規模で、去年も行ってグランドセイコーSBGA011の記事を書いたところ、かなりのアクセスがきました。
今年も行ってきたので、レポートしたいと思います。腕時計好きも、そうで無い方もぜひご覧下さい(´∀`)ノ
【注意事項】
- 写真はブースの方に許可をいただいて撮影しました。いきなり撮ってはいけません。
- 選んだ時計は個人的に趣味で偏っています。「なんでアレがないんだ」という苦情は受け付けません。(これもオススメ!という意見は大歓迎です。)
- 腕時計にものすごく詳しいわけではありません。ツッコミは歓迎します。
- 撮影状況も腕もあまり良くありませんので、写真写りに関してはご容赦ください。
- DSC-RX100M2で撮影。長辺2048ピクセルに縮小。全てクリックで拡大します。
カンパノラ 『エコ・ドライブ クロノグラフ ブラック限定モデル』 CTY57-1162
CITIZENのブランドには、特にデザインや工芸品的技術にこだわった「カンパノラ」という物があります。腕時計としての正確性よりかは、工芸品としての価値を追求した、比較的高級なブランドです。
このモデルは2008年に発売された限定品で、その数わずか5本、残り後2本だそうです。
文字盤は漆仕上げになっており、400年以上の歴史と伝統を誇る会津漆の伝統工芸氏『儀同哲夫氏』によるものだそうです。所々に、青緑に輝くところは螺鈿(らでん)という漆器に用いられる装飾で、あわび貝が埋め込まれています。
りゅうずにはブラックダイヤを使用。よく見えませんね(;´Д`)
撮るのを忘れたのですが、裏面はシースルーになっていて、中が見えるようになっています。
とここまで書いてきて、ケースが黒じゃ無い・・・?写りのせいかもしれませんが、型番は合っていたと思います。
ちなみにお値段は1,575,000円です。
トピックス(製品と技術) 2008年11月28日[CITIZEN-シチズン腕時計]
楽天に1個ありました。これと東武にあったので最後ですかね・・・。
カンパノラ 「黒橡(くろつるばみ)」 BZ0030-08E / 「宙叢雲(そらのむらくも)」 BZ0030-08W
こちらは新作で2013年秋発売です。宇宙に浮かぶちりやガスといった物質が収束して星が生まれる瞬間を表現しているそうです。
左下は漆塗りになっており、原始星の周囲を取り巻く暗黒星雲をイメージしているそうです。
文字盤周りのリングは渦を巻く星間ガスを表しているそうです。
こちらは「宙叢雲(そらのむらくも)」 です。色は紫になっています。
漆塗りは職人が手作業で重ね塗りしているそう。
風防はデュアル球面サファイアガラスです。
この時計、機能面もポイントがあります。
腕時計では、複雑な機構のことを「コンプリケーション」と呼びます。この時計では以下の機構が組み込まれています。
- ミニッツリピーター(音で時間を知らせる機能。昔夜間光の無いところで時刻を知るために作られた。)
- パーペチュアルカレンダー(月の日数の違いや閏年を考慮したカレンダー機能。)
- クロノグラフ(ストップウォッチ機能。何分の1秒まで計れるかにより価格に差が出る。)
(とはいえ、これらは機械式時計だから複雑さによる価値が出るので、上記時計ではクォーツ式で電子制御なのでものすごいわけではないですが・・・)
お値段は399,000円です。
カンパノラ オフィシャルサイト | Collection |
ちなみにミニッツリピーターはこんな音がします。時→15分ごとの音→それ以降の分の順になります。
カンパノラ Cosmosign コスモサイン CTV57-1231
とにかく星が好きな方がいて、星を見るためだけに作ったそうです。もはや時刻を知ることはそっちのけです。
文字盤の周りに暦が書かれており、きちんと合わせると、文字盤の星座表が回転して、今現在見える星座が分かるようになっています。
恒星1027個、星雲・星団166個を正確にレイアウトし中央部には月齢や月の位置を表示する月盤も備えています。
お値段は241,500円です。
カンパノラ オフィシャルサイト | Collection |
Eco-Drive EYES WHITE AO9010-02A/BLACK AO9010-02E
2013年2月に発売された、世界限定500本(ホワイト・ブラック250本ずつ)の時計です。おそらく市場ではほとんど残ってないと思われます(先日新宿のビックロにはホワイトがあった気がします)。
元々は2010年にコンセプトモデルとして発表されたものです。「光と影」をコンセプトにしており、光発電で駆動します。
インデックスは立体感を強調しており、文字盤に大きく影を落とします。文字盤はセラミックス素材を採用しています。風防は大きなドーム状のデュアル球面サファイアガラスを使用しています。
アイズの名の通り、文字盤中央には2つのリング(曜日、日付)が配置されています。
コンセプトモデルだっただけあって、公式ページもボリュームがあります。
Eco-Drive EYES[CITIZEN-シチズン腕時計]
お値段は420,000円。楽天には白もまだちょっとあるようです。Amazonは黒のみ。
まとめ
CITIZENは今年の新モデルとして他にもGPSで時刻を合わせる「エコ・ドライブ サテライト ウエーブ・エア」、各種センサーを搭載した「『プロマスター』 エコ・ドライブ アルティクロン」、シンプルの中に機能を詰め込んだ「CITIZEN Series 8(シチズン シリーズエイト)807」がありました。
Eco-Drive SATELLITE WAVE -AIR[CITIZEN-シチズン腕時計]
トピックス(製品と技術) 2013年6月7日[CITIZEN-シチズン腕時計](アルティクロン)
CITIZEN Series 8ーシチズン シリーズエイトー ラインナップ[CITIZEN-シチズン腕時計]
また、世界初の多局受信型電波時計なども展示されていました。
自分の愛用しているザ・シチズンももちろんありました。要望として、「チタンモデルのインデックスは線が入っていてイケてない」「青い秒針のモデルが欲しい」と伝えておきました。
CITIZENは海外ブランドと比較するとどうしても見劣りする感が否めませんが、技術力は非常に高いです。特にザ・シチズンは年差±5秒という最高精度を実現しており、現に自分の時計は2月に合わせて半年経ちますが、0.5秒とずれていませんでした。(ザ・シチズンは電波時計では無いです。)
CITIZENだけでだいぶ長くなったので、国産ブランドは個々に記事にしようと思います。
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