猫と一緒にガジェットライフ♪ムチャ(@mutoj_rdm821)です。
「Exif」というのは、写真に撮影時の様々な情報を付加する規格です。撮影に使用したカメラの名前や日時、シャッタースピード、絞り、F値等いろいろありますが、その中に位置情報があります。
位置情報を付加したまま写真を公開すると、どこにいたかが分かってしまいます。特に自宅で撮った写真は自宅の位置が分かってしまうので注意が必要です(参考)。
Exifなんて全部消してしまえば・・・そう思っていた時期が自分にもありました。だんだんカメラや写真にはまってくると、これらの情報を全て消してしまうのはもったいないと思うようになりました。そこでExifから位置情報だけを一括で削除するソフト(Windows用)を探していたのですが、答えは意外なところにありました。
GoogleのPicasaクライアントを使えばOK
さんざんお世話になっているPicasaですが、クライアントソフトは全く使っていませんでした。
ダウンロードはこちらから。もちろん無料です。Mac版もあります。
インストールしてインポートフォルダを指定すると写真が読み込まれます。
位置情報が付いた写真にはGoogleMapのピンマークが付いています。ちなみに右下にあるピンマークをクリックすれば、地図上で表示できます。
さて、削除方法ですが、削除したい写真を複数選択して、メニューの「ツール」→「ジオタグ」→「ジオタグのクリア」で削除できます。実に簡単です。
GPS非搭載カメラなら大丈夫?
GPSを搭載していないカメラなら位置情報は付きません。しかし、無線LAN付きSDカードのEye-fiを使っていると話は別です。
Eye-fiは写真を撮ったときの無線LANの状況から、位置情報を埋め込んでくれます。具体的にどうやっているかはわかりませんが、サーバーへアップロードした際に、無線LANと位置情報のデータベースを照合して付加している感じです。
従って、周囲の無線LANの状況によっては、自宅の位置がバッチリ埋め込まれてしまいます。嬉しい機能なのですが、これには注意が必要です。
まとめ
スマホアプリやMacには位置情報のみを削除するアプリがあるようなのですが、Windowsには見つからなくて、ExifEraserという全削除を行うソフトを使っていました。
これで悩みも解決です。しかし、オンラインアルバムとしてのPicasaはGoogle+に統合され、クライアントソフトもいつまで提供されるかどうか分かりません。そこだけが心配です・・・