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猫と一緒にガジェットライフ♪ムチャ(@mutoj_rdm821)です。
インターネット、スマートフォンの普及に伴い、情報の取得手段が格段に増えました。特にSNSは自分が知ろうとしなかった情報も共有によって流れてくることで、様々な情報が得られるようになりました。
それは良いことなのでしょうか。あふれる情報にまみれて疲弊している方も多いように思います。
メシウマの罠
「他人の不幸は蜜の味」という言葉があります。同じ意味で、某掲示板発祥の「他人の不幸で今日も飯がうまい=メシウマ状態」という言葉もあります。
そもそも日本では古くからテレビ番組にワイドショーというカテゴリが存在し、芸能人のスキャンダルやちょっと話題になっているニュースを独自に取材して掘り下げたりという内容を多く流しています。
しかし、そういった情報が自分の役に立つことはあるでしょうか?
困ったことに、ネット上ではまとめ記事が作られたり、より深い情報(個人情報など)をどこからか調べてきて拡散する人が多く存在し、情報を追えば追うほど深みにはまってしまいます。メシウマの誘惑に負けず、最初から情報を受け入れないという意志が必要です。
Twitterの炎上は悪意しかない
最近Twitterでバイト中の悪事を公開したことでそれが拡散され、雇い側の会社が謝罪する事案が多数発生しています。
昔は、そういう武勇伝?は仲間内だけの話で終わっていたと思います。わざわざチクるような人に自分から教えることもないですよね。
本人が、Twitterは全世界に公開されることを理解していないのは問題ですが、わざわざ拡散してやろうと考える人が存在することも問題です。勝手な正義感で裁いてやろうとでも思っているのかもしれませんが、それならばその企業に直接教えてあげればいいわけで、拡散させる必要はないと思います。
やってる本人は悪だし、拡散している方も悪で、そこには悪意しかありません。
であれば、詳細まで追いかける必要はないと思います。もちろん、面白がって拡散したら同罪です。
積極的に情報を捨てる選択
面白がって情報を追いかけた結果、自分に対してメリットをもたらす物はどれくらいあるでしょうか。
現代は情報過多の時代です。上にあげたようなネガティブな情報は、できるだけインプットしないようにしないと、時間を浪費した上に心も疲弊してしまいます。
ちょっと気になった情報をすぐ追いかける前に一旦踏みとどまって、「その情報をインプットしたことによって自分はどうなるだろうか、次にどういう行動を取るだろうか、得る物はあるだろうか」といったことを考える必要があると思います。
- 関連情報が気になってしまわないだろうか
- ネガティブな感情だけが残らないだろうか
- 自分も参加してしまわないか
また、世の中にはいろいろな人がいるわけで、ネットでは自分の思いも寄らない意見を持つ人もいます。批判は受け入れるべきですが、度を超した言いがかりに付き合う必要はありません。火に油を注ぐ前に、冷静にシャットアウト(フォロー外しやブロックなど)するべきと思います。
タイトルの誘惑に負けない
ブログを書いている自分が言うのもおかしな話ですが、ブログを読んでもらうコツとして「興味を引くようなタイトルを付ける」というのがあります。
ブログだけでなく、各種ニュースサイトでも記事を読んでもらうためにタイトルを工夫してきます。
しかし、やはりそこは自分にとって本当に必要かどうかを見極める必要があると思います。一歩踏みとどまる意志を持って、プラスになるかどうかを判断し、それほど重要そうでないものは思い切ってスルーする事も必要だと思います。
一度スルーしても、話題の記事は別の経路でまた目にすることがあります。そうなって初めて読んでみる、くらいでいいのではないでしょうか。
まとめ
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あふれる情報の波に流されてしまうと、貴重な時間を失った上に心も疲労してしまいます。
元々日本人は「あまり他人に干渉しない」傾向があると思っていたのですが、顔が見えないと逆に攻撃的になるんでしょうかね。
自分にとって必要で無さそうな情報は積極的に切り捨て、余計なことに首を突っ込まず、平穏な心を保てるようにして欲しいと思います。
あ、でもこのブログは切り捨てないでもらえると嬉しいです(;´∀`)