猫と一緒にガジェットライフ♪ムチャ(@mutoj_rdm821)です。
先日東武ワールドウォッチフェアを見てきたのですが、「ワールドウォッチフェア」で検索したらもう一つひっかかったのが、日本橋三越で2013年8月21日~9月1日まで行われていた「2013 第16回 三越ワールドウォッチフェア」です。
せっかくだからこっちも見に行ってきました。残念ながら、写真を撮らせてくれるメーカーが少なかったのですが、一部は撮らせてもらえたのでご紹介したいと思います。
セイコー
クレドール GBLS998 SPRING DRIVE Cal.7R11 ミニッツリピーター
こちらは出してもらえなかったので、ケースの外からの写真だけ・・・
以前紹介したクレドールのGBLQ998より上位、最高級品のGBLQ998です。こちらはハンマーを2本搭載して、本物のミニッツリピーターになっています。その音の鳴る様子はこちらのページの右下から動画で見る事ができます(モバイル用もあり)。
お値段も倍の34,650,000円します。
グランドセイコー スプリングドライブ SBGA089
東武ワールドウォッチフェアのときはサンプル品だったためケースがステンレススチールでしたが、こちらは本物のSBGA089です。ケースは18Kホワイトゴールドです。
といっても写真の腕の無さで、輝きの違いが伝わらないと思いますが・・・(;´∀`)
あと保護用にビニールが巻かれていました。
SBGA011と同じ文字盤。青い秒針がいいです。
裏面。分かりづらいと思いますが、精度を高めたスペシャル版の証、金色の獅子のエンブレムが付いています。
そのスプリングドライブのなめらかな秒針の動きを動画に撮ってみました。
どうでしょう?。SBGA011よりこっちが欲しくなってきました。1,890,000円・・・BIGが当たったら買います。
BREITLING(ブライトリング)
主に航空機のパイロット向けの腕時計を作っているスイスの時計メーカーです。プロのパイロットが使用する計器としての精度や機能性、耐久性の高さが特徴です。見た目ごつい時計が多いです。
他のブースでことごとく写真を断られて泣きそうでしたが、ここのお姉さんはとても友好的に時計を紹介してくれました。ありがとうお姉さん!
クロノマット44 ブルーインパルス
震災からの復興を目指し、アクロバット飛行の感動を全国に届けるブルー インパルスがチームとして掲げるスローガンChallenge for the Creation をテーマに特別に製作されたクロノマット(クロノマットはモデルの名称です)です。日本限定400本。
12時の位置にブルーインパルスのエンブレムが大きくデザインされ、青い文字盤になっています。
ごついですね~。個人的には、ごつい時計よりシンプルな方が好きなのですが、これはなんか惹かれます。戦闘機もちょっと興味あったりするので・・・。
思い切り光っちゃってますね(;´∀`)
これも保護されていて見えないのですが、裏にはブルーインパルスの愛機T-4が刻印されています。
お値段1,018,500円。他の超高級時計と比べれば全く手が出ない値段ではないですが、限定なので手に入るかどうかは分かりません。
トランスオーシャン・クロノグラフ 1461
ごついのはあまり・・・という話をしていたら、「こんなのもありますよ~」とお姉さんが見せてくれたのがこちらです。
ごっついベゼルでは無く、見た目シンプルなクロノグラフ。ムーンフェイズも付いています。
これくらいシンプル(3針の時計に比べれば十分複雑ですが)なら、いいかも・・・と思いました。
リューズも控えめ。
またもやシールに阻まれて裏は見えませんでした。公式ページには詳しい写真と説明があります。
お値段1,050,000円。値段はやっぱりごついです(;´∀`)
セイコー 置き時計
三越では置き時計もいくつか展示されていました。その中でもひときわ目を引いたのが「悠久」というモデルです。一番最初の写真です。
セイコー デコール AZ301F 「悠久」
大きさは385x482x275mm 14.5kg。1人ではとても運べません。左側の大きなのが時計です。
この左側の水車のようなものが回転して、金属の玉を上に持ち上げていきます。一番上まで行くと、レールを転がって右側へ行きます。
玉はこちらで時計の脱進機構を動かし、下のレールを転がって水車へ戻っていきます。
制御されているのは水車の回転のみ、あとは水車の玉の持ち上げる部分、玉自体の作り、レールの傾斜・摩擦など、全てが計算し尽くされており、かつ高い精度で部品が構成されて初めて成り立つ時計です。
900年以上前に中国で造られたという大型天文観測時計装置「水運儀象台」の仕組みを応用して作られているそうです。
その動きを動画に撮ってきたのでご覧下さい。
いかがでしょう?。見ていると時が経つのを忘れてしまいそうです。
こちらは完全受注生産で、お値段3,990,000円。BIGが当たったら(ry。
これを置ける家に住む必要もあります(;´∀`)
楽天には取扱がありました。このお店のページはかなり詳しい解説が載っているので、買う気が無くても一度見てみてください。
デコールには他にも展示がされていました。
AZ227S
侍の甲冑のようなシルエットの置き時計です。本体は265x238x139mm 5.1kgとけっこう大きめですが、時計としての心臓部はてっぺんにある小さなゼンマイによる機械式時計です。
見えますでしょうか・・・拡大図ならなんとか。こちらの小さなゼンマイはあくまで調速機として時間を刻むだけで、針を動かすのは別のゼンマイが使われているそうです。なので電源はなく、完全に機械だけで動いています。
「コチコチ・・・」と心地よい音が響きます。これも見てるだけで時間が経ってしまいそうでした。
お値段も2,467,500円。全体の画像は公式ページをご覧下さい。
AZ229S
反射して全然見えませんね(;´∀`) 全体図は公式ページにて。
「戦国時代に完成されたとされる茶室の精神をモチーフに、正方形のケースの中にムーブメントを横列に配し、独特の空間と緊張感を表現しました。裏面には枯山水をイメージした彫刻を施しています。」とのこと。
こちらもゼンマイだけで動いている機械式の置き時計です。コチコチ音もしっかり鳴っていました。人によっては苦手かもしれませんが・・・。
お値段2,310,000円。もうこの辺は工芸品の域なので、これくらいはしますね。
AZ743S
こちらはクォーツ式で電池で動きます。でもムーブメントの歯車の動きはしっかり楽しめるようになっています。
この下にある円盤が、渦巻き状の模様が描かれていて常に回転しています。インテリアですね。
お値段525,000円。何とか手が出せるくらいになってきました。
AZ744S
さらっと撮ってしまったので全体像が全然分かりませんね(;´∀`)すみません・・・
時を封じ込めたようなキューブ型のデザインの置き時計です。
上から覗くとと3つの輪が見えます。地球を取り巻く「空気」「土」「水」をイメージしているそうです。
分かりやすい写真は公式サイトで・・・。
お値段315,000円。まあ680円の目覚ましを使っている人からすれば遙か高みなわけですがw
まとめ
東武ワールドウォッチフェアほどレアな時計には出会えませんでしたが、置き時計はこれまであまり気にしてこなかったので新たな発見でした。(何度か取りあげたことはありますが、カレンダーやライトなどサブの機能についての製品紹介でした。)
今後は置き時計の新製品もチェックしていこうと思います。
いつかは悠久を置いてみたい・・・(´ー`)
それではみなさまよきガジェットライフを(´∀`)ノ