猫と一緒にガジェットライフ♪ムチャ(@mutoj_rdm821)です。
やっと出ました、スティック型のウォークマン。
いつ頃からか、ウォークマンのラインアップは大きな液晶を搭載して動画も見られるモデルばかりになってしまいました。動画を見ない自分にとっては余計な機能でしかありません。
それでも買い換えるたびにアンケートに「音楽だけのを出して欲しい」と書き続けてきました。そしてやっと出てきました。
開封の儀と、一ヶ月弱使ってみての感想をお送りします。
<目次>
- 開封の儀
- スペックといい所イマイチなところ
- ホールドボタンが取れるトラブル→新品交換
- まとめ:動画不要ならオススメのプレイヤー
開封の儀
内容物。箱はとてもコンパクトで、USBケーブル、ノイズキャンセル対応イヤフォン、延長コードが付いています。
忘れてました、あとケースのように取り付けるクリップが付いています(写真中央)。
本体です。カラーは4種類で、自分が買ったバイオレット以外にシルバー、ブラック、ピンクもあります。なんとなくウォークマンと言えばバイオレットという気がするのですが気のせいでしょうか。
ソニーのロゴの部分にはマイクが内蔵されており、Bluetoothでスマートフォン接続時に通話ができます。
先端部分はひねることができて、曲送り/戻しができます。
また引っ張ると少し抜けて、アルバムやフォルダを選択できるようになります。ポータブル音楽プレイヤーとしては、タッチパネルよりこっちの方が操作しやすいです。
裏面にはNFCマークがあり、対応スマホやスピーカーとBluetoothのペアリングができます。
右側面にはホールドスイッチ、音量、バックキー、リセットホールがあります。
左側面にはロゴのみ。下にちょろっと飛び出ているのはストラップホールです。
底面のキャップを開けるとmicroUSB端子があり、充電と曲の転送を行えます。
Bluetooth接続時、曲名とアーティスト名を受け取って表示することもできます。
イヤフォンはノイズキャンセル対応のカナル型(耳穴に入れるタイプ)の物が付いています。単体でも5000円くらいする、なかなか良い物です。
単体でも売られていて、この辺ですね。対応の一覧にのっていないですが、たぶん使えると思います(正確にはご確認ください)。
ノイズキャンセリング機能搭載“ウォークマン”専用ネックストラップヘッドホン
スペックといい所イマイチなところ
- メモリ16GB
- ディスプレイは3行表示の有機EL(単色)
- フルデジタルアンプ「S-MasterMX」を搭載
- デジタルノイズキャンセル機能搭載
- FMラジオも搭載
- Bluetoothによる音楽再生(A2DP、AVRCPプロファイル)、通話(HFP、HSPプロファイル)が可能
- NFCで簡単ペアリング、再タッチで切断も可能
- Bluetoothオーディオのコーデックapt-Xに対応
- バッテリーはBluetooth接続、ノイズキャンセルオンで9時間
- 詳細は公式ページを
ここが良い!
書いてませんがスティック型のボディはメタリックで質感がとても良いです。バッテリーが持つのも○。ワイヤレス・ノイズキャンセル付きでは9時間は最大だと思います。
音質はとても良いです。特にワイヤレス時もノイズがほとんどありません。酷いレシーバーになると、常にノイズが乗っていたり、電源オン時にものすごいノイズが走る(耳がおかしくなりそうなブツッという大きな音が鳴る)物があります。この辺はソニーさすがです。
Bluetooth接続は全く問題なし。複数の機器とのペアリング状態を覚えてくれて、さらに機器一覧を表示して接続機器を選択することもできます。ここまでできるレシーバーは初めてです。さすがに音飛びが全く無いとは言えないのですが、満員電車に乗っていてもほとんど飛ぶことはありません。
Bluetooth接続時もデジタルアンプのS-MasterMXが効くのは良いです。下手なヘッドフォンアンプを買うよりこれの方が良いかもしれません。
転送ソフトとしてMediaGoが付属(無料ダウンロードも可)してますが、普通にエクスプローラ上からファイルを送っても再生可能です。まあこれは今時当たり前ですね。
ここがイマイチ!
メモリ16GBで外部メディアは使えません。ちょっと少ないです。
電源オフからの起動は毎回「データベースを更新しています」と出て、5秒くらい待たされます。以前使っていたAシリーズでは、ファイルを転送した時のみ更新していたので、ちょっとよくわかりません。
本体は付属クリップで付けるには若干大きいです。ストラップホールがあるので、自分はネックストラップで首からぶら下げてます。上に載せた、純正のイヤフォン付きネックストラップを使うのもいいと思います。
問題と言えばそれくらい。強いて言えば、液晶はアルバムアートくらいは表示できると良かったです。
ホールドボタンが取れるトラブル→新品交換
ある日気がついたらいつの間にかホールドボタンがなくなっていました・・・。そんなにやわじゃないと思うのですが。
ホールド状態ではなかったので、そのまま使えないこともないのですが、銀座のソニーストア(ここで買った)へ持ち込んで修理を依頼しました。ワイド補償に入っていたので、一旦預かって後日交換となりました。
また取れたら嫌なので、ケースを買いました。現時点で用意されている純正アクセサリーは、どれも本体をすっぽり覆ってしまってせっかくのデザインが台無しなのですが、売るときに傷ついていると安くなってしまうので(次のモデルもきっと出るはず・・・!)、かろうじて色が見える白いシリコン製のケースです。
取り付けるとこんな感じに。うーん台無し(;´Д`)
ソニーさんにはぜひ透明なケースを出して欲しいところです。
まとめ:動画不要ならお勧めのプレイヤー
Bluetoothヘッドセットとして見ると、これほど高性能な物はかつて無かったと思います。すばらしい!
単体のプレイヤーとしても十分、メモリは少なめですが、そこはスマートフォンとうまく連携させてカバーという感じです。
ソニーさんには、デザインを低下させないアクセサリーの充実と、後継機種の開発を是非ともお願いしたいです。
AndroidだけでなくiPhone使いの方にもお勧めです。
2014/01/03 追記。本機はハイレゾには対応していません。ご注意ください。
それではみなさまよきガジェットライフを(´∀`)ノ