猫と一緒にガジェットライフ♪ムチャ(@mutoj_rdm821)です。
ドコモ(正確にはドコモヘルスケアの製品で、製造は東芝)の腕輪形活動記録ガジェット「ムーヴバンド」を発売後即入手してしばらく使ってみました。
本当は昨年末の発売だったのが一旦延期になり、1月末に発売されました。購入はドコモショップまたはオンラインショップでできます。
専用アプリやサービスを含めると、かなり複雑なことになっていて説明が大変なのですが、できるだけ分かりやすくご紹介しようと思います。
ムーヴバンドと関連アプリ・サービス
まず、ムーヴバンドと関連アプリ・サービスは以下のようになっています。
- ムーヴバンド:測定機器
- WM(わたしムーヴ)アプリ:体のデータや食事などを記録して友達とシェア(無料)
- からだの時計WM:アプリを使った有料サービス
- WM(わたしムーヴ):ドコモヘルスケアの提供するポータルサイト(登録無料)
ムーヴバンドは2014/02/05時点で9,576円(税込)で購入できます。電話機と同時に購入すると分割払いもできるようなのですが、この値段なら分割するまでもない気がします。ドコモポイントの利用もできます。
ムーヴバンドで測定したデータは、WMアプリを使ってスマホへBluetoothで転送します。WMアプリ自体は無料です。このアプリはFacebookと連動できて、測定記録以外にも任意で食事やメモを投稿できます。
からだの時計WMは月額300円(税抜)の有料サービスになっています。ただしムーヴバンドと同時に申し込むと24ヶ月間120円(税抜)で利用できます。
そしてWMはドコモヘルスケアのポータルサイトです。WMアプリを使うためにユーザー登録(無料)をする必要があります。オムロンが従来提供していた「ウェルネスリンク」も統合されています。ウェルネスリンク対応機器については過去にいくつか記事にしていますのでよろしければご覧下さい。→こちら
と、もう少し整理した方がいい気がします(;´∀`)
基本は「からだの時計WM」を利用すればよく、メニューからWMアプリを呼び出せるようになっています。どうしてもお金をかけたくない方は「からだの時計WM」を申し込まなくてもWMアプリでデータの転送だけはできるので、測定は可能です。が、このサービスはコンテンツがいろいろ利用できるので、申し込んで損はないと思います。
ガジェットとしてのムーヴバンド
ではまずガジェットとしてのムーヴバンドを見て行きましょう。
箱にわざわざ「ドコモポイントが使えます」と書いてあります。ショップ店員が忘れないようにするためでしょうかw
内容物。バンドと充電用アダプタ、microUSBケーブルです。色はライトグリーンとネイビーブラックの2種類ですが、自分が行ったドコモショップではライトグリーンしかありませんでした。
バンドにはボタンが1つだけです。クリック感が無いのでちょっと不安です。
裏側には充電用の端子があります。
バンドのバックルを開いたところ。
ベルトを通して穴の位置を調節して・・・
この通りしっかり止まります。過去UP by Jawboneを無くしたことがある自分には心強い。いや、UPもそうそう外れるものでは無いと思いますけどね(;´∀`)
充電アダプタはmicroUSBのコネクタが付いています。
磁石が入っていて、ちゃんとくっつきます。
活動量測定用のDAYモードと、睡眠状態測定用のNIGHTモードの2つの状態を持ちます。ボタンを1回短押しするとモードが分かります。赤いLEDはDAYモード。
黄色いLEDはNIGHTモードです。
消灯状態で2秒長押しすると、両方のLEDが点滅して転送状態になります。今のところAndroidのみ対応、iOSは2013年度内に対応予定です。幅広い端末に対応するためか、AndroidはBluetooth3.0、iOSは4.0で接続するようになっています。その時のモードでどちらで繋ぐかが変わります。
4.0の方が省電力なわけですが、常時接続するわけじゃ無いのであまり関係無いと思います。
WMアプリ
測定データの転送に使うアプリです。ムーヴバンドでは、活動量をMoveという単位で扱います。
ムーヴバンドが無くても記録だけできます。
目標を設定できます。プロとかよくわかりませんが(;´∀`)、2014年3月31日までキャンペーンをやっていて、目標の達成度合いで商品が豪華になるので、プロにしておくと良いです。
WMアプリのメイン画面です。この状態でデータ転送が行えます。明示的に待ち受け状態にするわけでは無いのでちょっと迷いそうです。活動量は下に出ています。右上の折れ線グラフのアイコンを押すと、活動量や睡眠時間の履歴が見られます。
下にスクロールしていくとタイムラインになっています。右上の履歴だと一日ごとの棒グラフしか見られませんが、ここでは転送したデータをもう少し詳しく見る事ができます。眠りの浅い・深いはタイムラインでしか見る事ができません。うーむ。
他の人をフォローしていると、その人の情報も流れてくるようです。
からだの時計WM
こちらは有料サービスのアプリです。ショップで申込みが完了したらメールと共に勝手にダウンロードされていました(;´∀`)
起動するといきなり12個のアイコンが出ます。多いよ!
上にWMとあるのはWMアプリへ飛びます。
タイムライン
中央の「トップ画面」を押すと、こちらにもタイムラインがあります。ここでは食事や睡眠のお勧め時間が表示されており、実際に行った活動を記録していけます。こちらのタイムラインは自分専用です。
活動は下にある「アクション」から選びます。無い項目は登録できません。
アクションを登録すると、健康のアドバイスが表示されます。「やった!」のチェックボックスを押すと、達成度に応じてバッジがもらえます。
初期登録時に「ダイエット」「疲労回復」「アンチエイジング」のどれを優先するかを登録し、それに応じて生活リズムの提案をしてくれるようです。
コンテンツ
メニューの3段目は、健康に関するコンテンツを無料で楽しむことができます。
エクササイズにはTRFのイージー・ドゥ・ダンササイズがあったりします。オリジナル全編ではないと思いますが、動画で見ることができます。
音楽にはヒーリングミュージックがたくさん。元のCDから3曲ほど、各2分程度の抜粋ですが、無料で聞けます。
一番すごいのが健康相談。24時間年中無休で健康相談を受けることができます。
実際にかけてみましたが、特に待たされることも無くすぐ繋がり、ダイエットに関する相談を聞いてもらえました。
他にもダイエットレシピやツボ、ストレッチの紹介があります。また、検診予約を割引料金で行えます。
これだけあれば月額120円の元は十分取れそうです。
ムーヴバンドとからだの時計 良いとこ悪いとこ
ここが良い
- 外れにくいので無くさないw
- 装着感はよく、邪魔にならない
- 腕に付けっぱなしで良いので楽
- 睡眠状態も測定できる(UPもできますが・・・)
- 防水なので多少濡れても大丈夫(お風呂はダメです)
- スマホとの連携がBluetoothなので、UPより端末を選ばない(と思う)
ここがイマイチ
- ボタンのクリック感が無いので押したかどうかわかりにくい
- アプリの構造が複雑すぎる(タイムラインがWMアプリとからだの時計両方にあったり)
- 詳細な測定データを見る事ができるのはWMアプリのタイムラインのみ
- からだの時計のアクションの登録がステップ数が多くて面倒
- SNS連携がFacebookのみ
- バイブレーションを搭載してないため、UPのようなアラーム機能が無い
- 睡眠記録の浅い・深いが色の違いだけだと分かりづらいので、折れ線グラフにして欲しい
というわけで、ムーヴバンド自体のできは良いのですが、アプリが複雑で残念な感じです。
有料サービスは結構がんばってると思います。特に24時間365日の電話相談はすごいです。ただ、相談員の方は測定データを見る事ができないということで残念です。(要望あげておきました)
まとめ
現在ドコモを利用していて、他に活動量測定ガジェットをお持ちで無い方にはお勧めできます。
合わせてオムロンの体重計「カラダスキャン」も使うと、体重のデータも統合できるので便利です。→GALAXYNoteのNFCを活用その3。オムロン「体重体組成計 カラダスキャンHBF-215F」 | 羽根帽子の太公望
もう少しアプリの構成を整理して、測定以外の記録を簡単に登録できるようになればもっといいサービスになると思います。あとTwitter連携も欲しい所です。
まだ始まったばかりのサービスなので、また何か改善や新機能が追加されたらレポートしたいと思います。
それではみなさまよきガジェットライフを(´∀`)ノ