猫と一緒にガジェットライフ♪ムチャ(@mutoj_rdm821)です。
本は基本的に紙の本を買って自炊します。自炊に使っていた裁断機は、カールのディスクカッター「DC-210」という製品でした。
裁断枚数が40枚と少なめな代わりに本体が薄く、場所を取らないので愛用していましたが、この度新製品が発売されました。
もちろん発売日(2014年3月)にゲットしていたのですが、やっとご紹介です(;´∀`)
裁断機のタイプ
垂直刃タイプ(勝手に命名)
1つは、PLUSのPK-513LNやダーレーのDurodex 200DXのように、刃が垂直に降りて1発で裁断できる物です。手間はかかりませんが、本体が大きく場所を取ります。また、交換用の替え刃がかなり高いです(8000円くらい)。ディスクカッター
もう1つがカールが出しているディスクカッターです。円形のカッターを往復させて裁断します。裁断可能枚数は少ないですが、その分薄型で、替え刃も安いです(2枚で500円くらい)。「ディスクカッター・スリム」開封
開けてる途中にすずが乗ってきました。
ご堪能中・・・・
そろそろどいてくれるかな~
これが中身です。
この部分を開くと・・・
このように、従来品と同じように使えます。
その代わり・・・この紙を固定するガイドが固定されなくなり、磁石でくっつくように変更されています。
従来機と比較。左が従来機DC-210N、右が新製品DC-F5100です。作業スペースはほとんど変わりません。
従来機では刃の収納スペースがありましたが、小型化により無くなっています。
この部分にカッターマットも収納できることをこのとき知りました(;´∀`)
替え刃については、折り返した裏面に挟んでおくスペースが用意されています。
使う刃は同じですが、裁断枚数が40枚→50枚にアップしています。
実際に裁断してみる
まずはカッターで本をばらします。適当な枚数で背表紙に刃を入れて、そのまままっすぐに奥へと切ります。
本の中にはしおりや案内用の紙が入っている事が多いので、取り除いておきます。
これらは下手すると気づかずにそのままスキャンしてしまい、ページが読めないということが起こります。
こういうハードカバーの本の場合は、まずカバーを外します。
カバーの部分に刃を入れます(要カッターマット)。
そして背表紙と合わせて外していきます。
外してしまえば後は同じです。
ハードカバー本はこのような紐のしおりが付いている事が多いので、忘れずに外しましょう。
後は裁断していくだけです。
ハードカバー本だと閉じ部分が曲面になっている事が多いですが、
ガイドを当てて、開いている方を揃えるとよいです。その場合、閉じ側が多少浮いてしまいますが、かまわず裁断してしまいましょう。
まとめ:コンパクトで性能もアップしたお勧め裁断機
1つ難点をあげるとすれば、本を外すときにスライダーを持ち上げるためのハンドル(下の図)が少し堅く、ちょっと指が痛いです。同じ構造のまま裁断枚数が増えた影響かもしれません。
電子書籍は提供している会社がサービスを終了したら、基本的には読めなくなってしまいます(ダウンロード済みのものは読めたりしますが)。
個人的には、色々な端末で共有して読める自炊PDFが一番良いと思っています。
自炊未経験の方は、この裁断機で自炊デビューしてみてはいかがでしょうか。
他のラインアップはこちら→ディスクカッター・スリム|新商品紹介|カール事務器
その他の道具
スキャンはほぼ「ScanSnap iX500」一択ではないかと思います。無線LANでデータを受けられるので、常にPCの側に置いておく必要もありません。自炊PDFを読むにはソニーの「PRS-T3S」がお勧めです。microSDHCスロットがあるので容量の心配がありません。バックライトはありませんが、背面のカバーと交換して使うライト付きカバーもあります。
奇しくも、時期を同じくしてPLUSからも小型化した裁断機PK-113が発売されました。こちらはScanSnapの最大読み込み枚数の60枚まで裁断可能です。替え刃も3000円ほどとお安くなっています。
いらなくなってしまったDC-210Nをどうしようか迷っています。欲しい方には差し上げたいと思いますが、あまり希望者いないと思いますので、もしいらしたら適当に連絡くださいw 発送方法などご相談させていただきます。
もらい手が見つかりました。ありがとうございました。
それではみなさまよきガジェットライフを(´∀`)ノ