猫と一緒にガジェットライフ♪ムチャ(@mutoj_rdm821)です。
以前から気にはなっていたのですが、ついに手に入れてしまいました。ウィルコムのスマートフォン「WX04SH」です。
ウィルコムと言えば月980円でどこにかけても10分間は無料になる「だれとでも定額」が有名ですが、実際そこまで通話する機会もありません。それでもウィルコムには思い入れがあるので、多少貢いでもいいかな~と思ってしまいます。
なぜこのタイミングで買ったか、またその使い勝手などを書いていきます。
なぜ新規契約したか
約1年前に、ストラップフォン2を購入しました。
→あなたがストラップフォン2を買うべき6つの理由 | 羽根帽子の太公望
このときは、1年間基本料が500円ほど割引になるキャンペーンをやっていました。
しかし!今は「だれでも基本料3年間無料」キャンペーンをやっています(終了時期未定)。機種変更は対象外です。このままストラップフォン2を持ち続けるのはどう考えても損です。それなら新規で別の端末持った方がいいです。既存ユーザーガン無視です。
そして吉祥寺のヨドバシカメラでWX04SHが新規一括0円で売っていたのを見つけました。端末代は5万円くらいしますが、月々の割引が無くなる代わりに端末代が0円でした。
ストラップフォン2の回線は2年目で年間契約の更新月だったので、解約は新ィルコム定額プランSの解除料5500円で済みます(この辺ややこしいので公式をご覧下さい)。この機会に切り替えることにしました。
外観
箱はこれまでのウィルコムのものとあまり変わりません。
中身は実にシンプル。本体と、SIM/microSD抜き差し用の器具のみです。充電器は汎用のものを使います。
本体を出したところ。ハードウェアキーが1つあり、ホームキーとして働く他、長押しでアプリ起動を割り当てることができます(デフォルトはカメラ)。
また、左下にはタッチセンサー式の音量キーがあります。
上面にSIM/microSDスロット、電源ボタン、イヤフォンジャック、ストラップホールがあります。
底面にはマイクとmicroUSB端子。キャップレス防水です。
背面。カメラ、フラッシュライト、赤外線、おサイフです。
起動画面はAQUOS PHONE共通の空を飛ぶアニメーション。
そういえばソフトバンクWi-Fiが使えるのでした。でもドコモと違ってPCからは利用できないようですね・・・。
PHSはオレンジ色のアンテナピクトで表示されます。
メインのAQUOS PHONE ZETA SH-06Eとの比較。かなりコンパクトです。液晶サイズは4インチ。
デフォルトの3ラインホームは使いづらいので即変更。同じくシャープ製のSHホームが入っていたのでそれを使います。
電話番号はPHS用と3G用別々にもらえます。そういえば070番号はPHS以外にも付与されるようになったのでした。なのでどちらも070番号です。3Gでの発着信も可能です。
端末スペック
- CPU:Snapdragon S4 MSM8260A 1.5GHz(デュアルコア)
- 内蔵メモリ:RAM:1GB ROM:8GB
- OS:Android4.1
- 通信方式:PHS、W-CDMA(900/1500/2100MHz)
- バッテリー:2080mAh
- カメラ:490万画素CMOS
- ディスプレイ:4インチTFT(480×854ドット)
- 付加機能:テザリング(PHS回線のみ)、Bluetooth3.0+EDR、GPS、赤外線、ワンセグ、防水、おサイフケータイ
- カラー:ホワイト、ダークブルー、ブラック、ピンク、レッド、ターコイズグリーン(自分のはこれ)
スペックとしては2年ほど前のものという感じです。カメラもかなり控えめ。といっても、普段使っているアプリは特に問題無く使えます。
LTEには非対応です。データ通信は通常3Gを使いますが、メニューからPHSに切り替えることもできます。最大400kbpsですが、格安MVNOのSIMの速度よりは速いです。また、プランによる通信量上限に達してもPHSデータ通信は制限されないので、400kbpsを常に得られます。
テザリングはPHS回線のみとなりますが、その代わりかテザリングオプション無しで利用できます。まあこのオプション代500円は、当面2年間無料のようなのであんまり関係無いですね。
正式名称は「AQUOS PHONE es WX04SH」で、esというと名機「W-ZERO3 [es]」を思い出しますが、直接的な関係は無いようです・・・。
→写真で解説する「AQUOS PHONE es WX04SH」 - ITmedia Mobile
使用感
さすがにChromeは起動やホームへ戻るときにちょっともたつく感じがありますが、さほど支障はありません。
このコンパクトさは思ったよりいいです。凝縮感がガジェッター心をくすぐります。
PHSは相変わらずクリアな音声で、だれとでも定額で10分までの通話が無料なので、ちょっとした通話に便利です。まあ自分の場合980円の元を取るのはまず不可能なのですが、無料と分かってて使えるのは気持ち的に楽です。
電池持ちはあまり良くないように思います。2回線分の常時待ち受けなのが影響しているかもしれません。ちなみにデータ通信をPHSにしても3Gはオフにできず、常に2回線開けておかないといけません。
PHSデータ通信はやはり遅いですが、Chromeはデータ圧縮が搭載されましたし、動画見たりしなければ十分使えると思います。テザリングはまだ試してません。
気になる料金は
- ウィルコムプランLite 基本料
934円→ キャンペーンで3年間無料 - WEB接続料 300円
- パケット定額料
2839円→ キャンペーンで24ヶ月1886円 - だれとでも定額 980円
- あんしん保証サービスプラス 500円
計3666円+税です。あ、けっこう高い(;´∀`)
ちなみに最初の1ヶ月はオプションとかが必要だったのでもう少しかかりました。少し前は15円運用ができるキャンペーンもあったのですが、逃しました。
ウィルコムプランLiteは月の通信量が1GBまでで、超えると速度が128Kbpsに制限されます。が、前述の通りPHSは速度制限がかかりません。(PHSのパケット自体通信量にカウントされるかどうかはよくわかりません)
あんしん保証サービスプラスは、無料修理、全損時に5000円で交換できるのに加え、1年に1回最新機種へ5000円で交換できるというものです。ウィルコムが1年に1回最新機種を出せるのかどうかは微妙な所ですがw
どのみち2年経ったらパケット代はあがるし、3年で基本料無料もなくなるので、その時は解約ですね。その間に1回交換できればいいかなという感じです。
まとめ:コンパクトで使い勝手はいいけどお勧めはしない
思ったより使えそうな端末です。PHSデータ通信ができる初のスマホというのも個人的にはポイントが高いです。
しかし、全員にお勧めできるかというと難しいところ。5万円くらい出せるなら他社ならもっと高性能な端末があります。
加えて、ソフトバンクからヤフーへ売られたり、ドコモの新料金プラン発表など、携帯業界が慌ただしくなっているので、少し様子見でしょうね。
まあ自分はかわいい茶トラ猫ケースにすずの写真貼って、首からぶら下げとこうと思います(ΦωΦ)
それではみなさまよきガジェットライフを(´∀`)ノ