猫と一緒にガジェットライフ♪ムチャ(@mutoj_rdm821)です。
「PRESSY」とは、Androidスマートフォンのイヤフォンジャックに挿すとハードウェアボタンとして機能するガジェットです。
クラウドファンディングの「kickstarter」で資金を集め、製品化が実現しました。
しかしこのPRESSY、Xperia Z2では使えないという報告が聞かれます。
実際に取り寄せて試してみたところ、使えないわけではないことが分かりました。どうもコツがあるようなのでここに報告します。
まずは開封の儀
製品はメール便のような薄い箱でポストに届きました。
箱を開けるとケースに入ったPRESSYが。蓋の部分には利用方法が書かれています。
ケースに入ったPRESSY。普通のイヤフォンを使うときにPRESSYをしまっておくための物です。
PRESSY本体はこんな感じ。見た目はただのイヤフォンジャックアクセサリーと変わりません。
しかし中央の青い部分はボタンになっていて、適度なクリック感があります。
アプリのインストール→アクティベーション
箱にあるQRコードを読ませてPlayストアを起動するとダウンロードページへ飛びます。説明は日本語化されています。
ノートン先生が警告を出してきましたが大丈夫でしょう(;´∀`)
アプリを起動するとまずアクティベーションが必要です。Googleアカウントを指定して、箱にあるアクティベーション用のQRコードを読ませると完了します。アクティベーションを行ったGoogleアカウントなら、別の端末でもアプリを利用できます(最初からアクティベーション済みになっている)。
そしてPRESSYを入れてくださいと出ますが、ここが問題です。
Xperia Z2でPRESSYを使うときのコツ
WALKMANアプリを無効化するとうまくいくという情報もあったのですが、いろいろ試してみたらどうも関係無いようでした。ただ「設定」→「音設定」→「オーディオアクセサリー」は「その他」にしておいた方がいいと思います。2014年7月27日追記 WALKMANで音楽再生中だと曲送りなどとして働いてしまうという情報もアリ。WALKMANのこの動作は防げないかもしれません。ヘッドセット操作の設定を変えられる再生アプリだとうまくできるかもしれません。
PRESSYを挿して認識されると、上のようなダイアログが出てきます。PRESSYを使うときは一番上のボタンを押します。(真ん中や下のボタンについては後述)
このとき、このようなダイアログが出たら失敗です。
これはPRESSYのボタンを押したまま入れた場合に表示されます。コレが出てしまうと正常に動作しません。
なので、このようにPRESSYの側面を押さえて慎重に、しっかり奥まで入れます。
そして、入れてから認識するまで5秒くらいかかるので待ちます。
「Is That Pressy?」のダイアログが出たら成功です。出なかった場合や、ボタンを押したまま挿した警告ダイアログが出たらやり直しです。完全に抜いてから、再度入れ直した方が良いです。
ダイアログすら出ないときは、奥まで入っていない可能性が高いです。そしてうまく認識したら、そのまま外さない方が良いと思います。
2014年10月24日追記。一度失敗のダイアログが出た後、しばらくしてからまた押し込むと認識することがあります。この辺タイミングの問題なのかよくわかりません・・・。
スマートコネクトを使って認識成功/失敗を分かりやすくする
わかりにくいので、スマートコネクトを使ってイベントを設定すると良いです。「設定」→「Xperia接続設定」→「スマートコネクト」→「ヘッドセット」→「新しいイベントの作成」を選びます。
ステップ1はそのまま次へ、ステップ2では「開始アクションを追加する」を選びます。
何でもいいのですが、「現在の時刻読み上げ」とかが画面を隠さなくて分かりやすいです。
ステップ3で適当な名前を付けます。
PRESSYはハードウェア的には「ボタン付きヘッドセット」です。そのため、正常に認識するとスマートコネクトで設定したイベントが起動します。
ボタンを押しながら入れてしまうと、スマートコネクトのイベントも起動しないので分かりやすいです。同様に、きちんと奥まで入っていないとイベントが起動しません。
これで試してみると、一般的なヘッドセットを挿した場合はすぐに認識するのですが、PRESSYは何故か数秒かかることがわかります。
PRESSYでできること
この画面で大体分かると思うので省略です(;´∀`)
詳しくは以下の記事に載っています。
ちょっと便利そうなのは「SETTINGS」の項目。無線LANやマナーの切り替えができます。
「Lounch Dashboard」を設定して起動すると、右の画面のように設定ダイアログが出ます。
1~3回押しに別のイベントを設定できますが、複数回押しは結構難しいです。
設定画面で「Response time」をSlowにした方がいいかもしれません。
認識時ダイアログの下2つの意味
真ん中は一般的なボタン付きヘッドセットを挿したときにPRESSYアプリを有効にする場合に選択します。PRESSYのアクティベーションが済んでいれば、ヘッドセットのボタンでPRESSYと同じ事ができます。
一番下は単なるイヤフォンを挿したときに選ぶものです。この場合PRESSYアプリは何も行いません。
まとめ:XperiaZ2で使うには難しいかも
- とにかくPRESSYのボタンを押さずに奥までしっかり差し込むこと!
- PRESSYのボタンが大きすぎて入れる時に押してしまいやすい(認識ミスになる)
- 認識しても、XperiaZ2が大きいのでPRESSYボタンを押しにくい
- ボタンが増えてもそれほどやりたいことがないw
ボタンがもう少し小さければ「押しながら挿入」を防げると思うのですが、小さすぎても強度の問題がありそうなので仕方ないのかもしれません。
というわけで、自分はWX04SHで使っています(;´∀`) WX04SHだと挿すとすぐにダイアログが出てきます。XperiaZ2はノイズキャンセリングヘッドホンに対応しているので、その辺で少し特殊なのかもしれません。
PRESSYは今でも公式サイトで購入することができます。1つ$27に日本への送料+$5で$32です。色は黒、赤、青、白の4種類あります。購入自体はPayPalアカウントがあれば特に難しい事はありません。(住所は英語表記にしないとダメだと思いますが)注文してから2週間くらいで届きました。
最近では「i-Key」といったパクり製品が安く出ているので、お試しで買うならそちらの方がいいかもしれません。
ちなみに、PRESSYアプリからフィードバックを送れる(最終的にはメールで送信)のですが、よくわからずに日本語で適当に送ってしまったら、割とすぐに返事をくれました。最初の考案者である彼らの功績を称えるためにも、PRESSYの方を買ってあげて欲しいです。
2014年9月14日追記。PRESSYもう1つ入手したのですが、そちらでは全然認識しませんでした。PRESSY側にも個体差があるかもしれません。
2014年9月22日追記。最初にPRESSYのボタンを押したまま指してエラーが出ても、しばらく待ってるとちゃんと認識する場合があります。イベントの発生タイミングが遅いのはまず間違いないです。エラーが出てもOKを押して、何度かボタンを押していると認識したりするので試して見てください。
それではみなさまよきガジェットライフを(´∀`)ノ
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