2014年9月4日17時半頃、すずは虹の橋のたもとへ行きました。
あまりに急だったため、看取ってやることができませんでした。残念でなりません。
それはあまりに突然で・・・
2014年9月4日17時半頃、病院から電話がありました。すぐ来て下さいとのこと。急いで向かいましたが、もうその時点で心停止の状態でした。突然吐いた後に、そのまま止まってしまったそうです。
お医者さんは必死に蘇生を試みてくれましたが反応せず。
やるとしたら心臓に直接・・というのもあるそうですが、仮に戻って来られたとして、また苦しみにもだえることになるだけなので、そのまま楽にさせてやることにしました。
最後に姿を見せてあげられませんでした。
4月まで元気だったのに・・・
このときは元気で、まさかこんなことになるとは思っていませんでした。5月2週目、外出から帰ってきたときに大量に吐いていたのが始まりでした。
最初は原因が分かりませんでしたが、後に悪性腎リンパ腫(血液のがんとも言われる)だと分かりました。
それでもがんばった
がんの方は比較的落ち着いていて、治療によって食欲は普通にありました。でも何度か入院させたこと、強制給餌をしていたことが原因か、自宅が怖くなってしまったようで、ラックの上から下りてくれなくなってしまいました。
それでもラックの上から「にゃ~」と呼んだり、コミュニケーションは取ってくれていました。
9月3日に血便が出てから急降下したので、がんが転移したか、猫エイズの影響で抵抗力が落ちているので何かしらのウィルスにやられたか、原因は分かりません。
人なつっこくて表情豊かな子でした
この写真は1番のお気に入りです。すずは嬉しいときにひっくり返る仕草をしました。
とても人なつっこくて好奇心が旺盛で、知らない人が来ても玄関まで見に来るくらい。
何にでも興味を見せて遊んでました。
拾ったときは瀕死の状態だったので、驚異の回復力でした。残念ながら左目はふさがったままでしたが、元気にあちこち飛び回ってました。
最初に病院へ連れて行ったときに猫エイズと診断されたので、それほど長くは生きられないことは分かっていました。そのため、このブログは元々はうつ病で休職状態からのリハビリのために始めたのですが、いつしか「すずの生きた証を残す」のが目的に加わりました。
普段からすずの写真をたくさん撮るようにして、毎週日曜に「週刊すず」として記事をアップしていきました。幸いにも、多くの方にすずの存在を知ってもらう事ができました。
病気になってからはたくさんの励ましのコメントや、Kampa!を通じてカンパをいくらかいただきました。今まですずを応援して下さった皆様、本当にありがとうございます。
虹の橋のたもと
自分は知らなかったのですが、亡くなったペットの魂は「虹の橋のたもとにある楽園」に行って、元の飼い主を待っているという伝承があるそうですね。この世を去ったペットたちは、天国の手前の緑の草原に行く。食べ物も水も用意された暖かい場所で、老いや病気から回復した元気な体で仲間と楽しく遊び回る。しかしたった一つ気がかりなのが、残してきた大好きな飼い主のことである。すずも楽園で、かつて実家で飼っていたモモと一緒に仲良く遊んでいるでしょう。
一匹のペットの目に、草原に向かってくる人影が映る。懐かしいその姿を認めるなり、そのペットは喜びにうち震え、仲間から離れて全力で駆けていきその人に飛びついて顔中にキスをする。
死んでしまった飼い主=あなたは、こうしてペットと再会し、一緒に虹の橋を渡っていく。
すず、ありがとう・・・
最後に伝えたかった。うつ病で何もできなくなった時に君を拾って、懐いてくれて、3年間一緒に過ごして、とても楽しかったよ。
今まで本当にありがとう。
いつか迎えに行くときまで、待っていておくれ。
もしも もう一度あなたに会えるなら
たった一言伝えたい
ありがとう
ありがとう・・・
おまけ
最後に、いつも乗っていたラックの上で眠るすずの写真です(グロくは無いと思いますが苦手な方はご注意ください)。
よく遊んでいた、猫の気持ちの付録のおもちゃとストラップ、病気になってから食べていた腎臓サポートスペシャル(普通のよりおいしいそうです)をお供えしました。名札も付けてあげました。
明日火葬にしてもらい、お骨は実家の庭に眠っている先代のモモ(メス猫)、ハナ(オス犬)の隣に埋めてやるつもりです。一部はペンダントに入れて持っていようと思います。