猫と一緒にガジェットライフ♪ムチャです。
「うつ病で大変です」とばかり言っていても誰も嬉しくないわけで。
少しでも役に立つことを書こうと思いました。
うつが悪化して休職することになったとき、最も症状がひどいときにどのように過ごしていたかを書いてみます。
同じように苦しんでいる方の参考になればと思います。
最もひどいときとはどんな状態か
うつ病ではない方には想像ができないと思いますので挙げてみます。
1.起き上がれない
朝目が覚めても起き上がれません。
眠いわけでは無いのですが、布団から出て体を起こすことができません。
そのための気力が出ない状態です。
2.何もしたくない
自分の場合ゲームが大好きでしたが、全くやる気が起きなくなりました。
3.少し外出するだけでもしんどい
歩いてほんの5分程度の距離にあるコンビニに行くのでさえ重労働です。
と言っても食事のために買いに出かけるのですが、かなりの気力を振り絞ってやっとたどり着けるという状態でした。
4.食べるのも一苦労
普通のお弁当はとても食べられませんでした。
食べられるのはパン、そのまま食べられるタイプの冷たいうどんやそば、サンドイッチくらいでした。
味付けの濃いものや脂っこいもの、辛いものは体が受け付けませんでした。
どのように過ごしていたか
1.寝る(でも日の光は浴びる)
午前中はずっと寝ていました。
ただ、雨戸が無い部屋に住んでいたので、結果的に日の光は浴びていました。
これは良かったのではないかと思います。
2.テレビは見ない
テレビを見るのは止めました。
バラエティ番組を見てもおもしろいと感じなくなってましたし、
ニュース番組ではどうしても悪いニュースが流れてくるのでネガティブな情報を受け取ってしまいます。
ニュース番組ではどうしても悪いニュースが流れてくるのでネガティブな情報を受け取ってしまいます。
3.インターネットは見る情報を選択する
当然ながらネットにもネガティブな情報はあふれています。
しかし、自分の場合うつ病になってからSNSを始めて、人と交流することで助けられたこともかなりあるので、インターネットが一概に悪いとは言えないと思います。
例えば悪いニュースへのリンクが流れてきたとしても、絶対に開かないようにしていました。RSSで見かけても決して開かずに既読にします。
自分の好きな話題・・・自分の場合は新製品のハードウェアやガジェット、サービスの話題なんかは積極的に見てました。
交流する人については、自分を否定しないでいてくれる人だけに絞っていました。
人の悪口を書いたり、いつも怒っているような人はフォローを外してポストを見ないようにしました。
自分はよくニコニコ生放送を見ていました。
公式番組でゲームの番組がいくつかあって、それをぼーっと眺めていたり、一般の人のゲーム実況を眺めていたりしました。
自分でゲームをプレイするのはしんどかったですが、見ている分には何も考えなくていいので楽でした。
4.お風呂は無理せず
お風呂はとても体力と気力を使います。
正直、毎日は入れませんでした。でも休職中で人に会うわけでもないのでそれでよしとしました。
5.夜は早めにPCを落として寝る
夜11時にはPCを落とし、電気も消して横になりました。
横になったらスマホを使うのも止めます。
6.薬の飲み忘れや飲み過ぎを防ぐためにチェックする
飲み忘れはあまりないのですが、困るのは飲んだかどうかあいまいになるときがあることでした。
もちろん決められた用量以上を飲んでしまうと危険です。
自分はToDoふせんを使って飲んだかどうかをチェックしていました。
7.休職期間いっぱいまで休む
自分の勤めていた会社では休職できる期間は最長1年間だったので、いっぱいまで休むことにしました。
中途半端に休んで復帰しても、うつ病が再発してしまっては意味がありません。
会社勤めの方なら傷病手当金という制度があり、最長1年半の間、それまでの給料の2/3を受け取ることができます。申請にはいくつか条件があり、会社を通す必要があるため、必ず会社で相談しましょう。
8.自分を責めない
仕事もせず寝てばかりいても自分を責めないようにしました。
今は復帰するための充電の時と考えるようにしました。
おしまいのひとこと
自分の場合は半年くらいはここで書いたような生活をしていました。
その後徐々に朝動けるようになり、外出もできるようになりました。
うつ病で休職することになった方は、何も考えずゆっくり休んでください。
そしてどのように過ごせばいいか分からないという方はぜひ参考にしてください。