5年目の3月11日はそれぞれの日を過ごされたと思います。
以前から書いているのですが、この日と9月1日の防災の日の間はほぼ半年になるので、防災用品のチェックを行うといいと思っています。
水や食品には使用期限があるので、肝心なときに使えないとなったら意味がありません。
というわけで、今回も防災用品のチェックをしてみました。
みなさまの備蓄品を見直すきっかけになればと思います。
水・食料
よく言われるのは「ライフラインの復旧には最低3日かかる」ということ。ということは3日分×人数分の水と食料を備えてなければいけません。
地震以外にも、数年前大雪のため東京で物資の供給がストップしてコンビニから一時的に物が消えたことがありました。大雨で大変な被害が出たり、今や地震だけが脅威ではありません。
アルファ米
水だと60分、お湯だと10~20分で戻せます。
保存期間は5年です。
以前期限切れになるやつを食べたのですが、お湯で戻すとちょっとびっくりするくらいにおいしかったです。
自分が買ったセットは送料込みで3240円(税込)でした。
そしてこれ!井村屋のえいようかん。
5年保存可能です。
以前ストレスたまったときに食べてしまいましたが、とてもおいしかったです。
最近チョコ味が出たそうで、これがとてもおいしいらしいです。
保存期間が3年になってしまいましたが、試してみたい・・・。
保存水
こちらは期限が近づいているので使う事にしました。
無駄にしてしまったらもったいないので、定期的な確認は重要です。
同じ製品が無かったのでこちらを。2リットル×6本で1400円ほど。
ウォーターサーバー
とあるきっかけでウォーターサーバーを使うようになったのですが、最近のウォーターサーバーはすごいですね。
自分の思い描くウォーターサーバーはタンクが上部にあって、使い終わったタンクは回収して新しいのが届くという物でした。
今使っているのは、タンクは本体下部の引き出しにセットするだけでよく、使っているうちにどんどん縮んでいき、無くなったらペットボトルとして出せばOKです。
内部洗浄も自動で行われます。
お値段は水の種類によって変わってくるのですが12リットルのボトルが2000円弱×月2本かかります(余ってる場合に1回休止可能)。
ちょっと高いですが、いつでも冷水・温水が飲めて、非常時にはそのまま備蓄として使えるのでいいかもしれません。
家電製品
ラジオ
自分は無印のソーラーラジオとソニーの手回し充電ラジオを所持しています。
無印のラジオは薄型でかばんに入れています。
ソーラーだけでなく、microUSBから充電もできます。
アンテナ、スピーカーは付いていないので、イヤホンを付けて使う必要があります。
残念ながら今は売られてないようです・・・。
ソニーの手回し充電ラジオは多機能で、手回し充電以外にソーラーパネルも付いている上、USB充電も可能で単3電池2本でも動きます。
ラジオは最近始まったワイドFMにも対応しています。AMの放送が入りづらい場所でFMの電波でAM放送が聴けるというものです。
USB出力ポートもあり、バッテリーからスマホなどを充電することもできます。
スポットライトまで付いているので、これ1台で様々な用途に活用できます。
単3電池2本でも使うことができます。
ソーラーパネルの代わりにソフトライトを装備した、少し安価なモデルもあります。
LEDランタン
手回し充電に加えてソーラーパネルもあり、単3電池3本でも使えます。
以前持っていた物は、数回回しただけで1時間近く光ってました。
一応USB出力ポートもあるのですが、物が外国製なのであまり期待しない方がいいかもしれません。
電池
アルカリ電池は使用期限がありますし、機器に入れっぱなしで放電しきると液漏れを起こすので注意が必要です。
モバイルバッテリー
自分はcheeroが新製品出す度に割引販売するのでたくさんあります(;´∀`)
個人的にはクアルコムの急速充電規格Quick charge2.0に出力も入力も対応しているAnkerのPowerCore+ 10050がお気に入りです。
非常用持ち出し袋
かなり昔に、無印良品でセットになっていたのを買って、ずっと使っています。
中身をご紹介します。
袋類とスリッパ、軍手
ゴミ袋は用途がいろいろあって便利だそうです。
ずっと前に用意したので東京23区用のゴミ袋(;´∀`)
それと水を入れておけるバッグです。
水道が止まって配給を受けるときに使えます。
もちろんポリタンクを所持しておけば確実ですが、場所取りますしね。
軍手とスリッパは、がれきの上を歩いたり作業するときにあった方が安全です。
スリッパは折りたたみできるタイプの物です。
衛生用品
もっと小さな丸いタブレットのようなものもあります。
ウェットティッシュは長い間置いておくと蒸発してしまいますが、写真の防災ウェットタオルは長期保存が可能です(5年)
水があれば歯磨きもできますが、無い場合には写真のようなペーパー歯磨きもあると便利だと思います。
それから非常用トイレとブランケットです。
水道が止まるとトイレも使えません。この手の製品は袋に用を足した後に薬をかけて凝固させたりして処理できます。
冬場は電気が止まると暖房が使えなくなります。
体温の低下を防ぐためにブランケットがあると良いでしょう。
余裕があればカセットガスストーブとボンベを用意しておくと万全です。
カセットコンロもあれば料理もできます。自分はそこまでは備えてませんが。
昨年夏に、カセットガスストーブでよく名前が出てくるイワタニから、単にガスを燃焼して暖めるだけでなく、温度差を利用して発電しファンを回すカセットガスファンヒーターなんてのも出ました。ハイテクですね。
小道具
ラップとガムテープ、マッチ・ライターにロウソクです。
ラップは皿にまいて使えば、皿を洗う水を使わなくて済みます。
ガムテープは何かを組み立てたり、案内を掲示するのに使えます。
マッチ・ライターは言わずもがな。
ロウソクは完全に電気が無くなってしまった場合の明かりですね。
ハサミ、カッター、マルチツール、油性マジック、手回し・ソーラーライトです。
マルチツールは適当なの1つ入れておけばいろいろ役に立ちます。
油性マジックはメッセージを書いて貼り出したり(どこの避難所にいるとか)するときにあると便利です。
なるべく太いやつのほうが目立つのでいいでしょう。マッキーの特殊用途DXはコンクリートにも書けるので最強だと思います。
食料
持ち出し袋の中にも食料を入れてます。
パンの缶詰は昔食べましたがそこそこおいしかったです。最近はいろんなメーカーから出てますし、保存用スイーツなんてのもあるのでお好みで。
このビスケットは7年保存と期間が長いのがポイントです。
塩と救急絆。救急絆は食料じゃ無いな(;´∀`)
塩は配給品で物足りない時に満足感を補えるとのこと。
塩は賞味期限も無く保存も利くので1つ入れておくといいと思います。
(いろいろな味付きの塩は賞味期限があるものもあるので注意)
割り箸も数本入れておくといいですね。
大地震対応マニュアル
とっさの時に慌ててしまい、行動が遅れてしまうと危険です。
こちらは古い製品ですが、普段から目を通しておきたい内容が書かれています。
反対側には緊急時の連絡先を書く欄や、自分の情報(住所、氏名、生年月日、血液型、持病、常用薬、アレルギー、備考)、災害用伝言ダイヤルの使い方などが書かれています。
材質はストーンペーパーで水に強いため、雨の中でも大丈夫です。
小さなホイッスル付きで600円ほどで売られています。ホイッスルはキーケースに付けてあります。閉じ込められたときに助けを呼ぶのに使えます。
東京防災
以前東京都内で無料配布されたこの「東京防災」。現在はPDFが配布されているほか、一部の店舗で140円で買うことができます。
2016/04/03更新
なんと電子書籍版が無料で提供開始されました。Kindleを始め他ストアでもあるようです。ぜひ端末に入れておいて下さい。
他にもあった方が良いもの
自分が持ってないもので、揃えておいた方が良いものを調べてみました。
- マスク(匂い対策に加えてすっぴん隠しも)
- カセットコンロ
- 缶切り
- 生理用品
- カイロ
- 消毒用アルコール
- 紙コップ・紙皿
- ビニール袋
- 印かん、現金、救急箱、貯金通帳
- ヘッドライト
- レインコート
お子さんがいる場合はオムツや赤ちゃん用の食料も。
懐中電灯は手がふさがるのでヘッドライトの方が役に立つようです。
他にもいろいろリンク集。
- みなさんの #震災時に役に立ったもの - Togetterまとめ
- #被災地いらなかった物リスト まとめ - Togetterまとめ
- 震災時に役に立ったもの・被災地でいらなかったもの - NAVER まとめ
- NHK そなえる 防災|コラム|防災グッズを備えよう~多機能防災グッズの勧め~
- 災害時に役立つ!覚えておきたいアウトドアの知恵18 [オートキャンプ] All About
おしまいのひとこと
普段から意識していないといざというとき役に立たないと思います。
物を備えて終わりではなくて、どう使うかといったことも考えておきましょう。
家族の間で非常時の連絡手段を確認しておくのも重要です。
このリンクを貼っておきます。
それではみなさまよきガジェットライフを(´∀`)ノ
物を備えて終わりではなくて、どう使うかといったことも考えておきましょう。
家族の間で非常時の連絡手段を確認しておくのも重要です。
このリンクを貼っておきます。
それではみなさまよきガジェットライフを(´∀`)ノ