みなさまこんにちは。ムチャ@うつ病SE( @mutoj_rdm821)です。
うつ病で睡眠時無呼吸症候群なので、睡眠の質には関心があり、様々な睡眠ログ記録デバイスを使ってきました。
今回Xiaomiから新しいスマートバンドが出たので、レビューしていきたいと思います。
1つ前のMi スマートバンド6からの変更点も押さえていきます。
外観
まずは内容物から。本体と充電用ケーブル、説明書です。
充電ケーブルは専用品で、マグネットで充電端子に吸着します。
ケーブルを付けると電源が入ります。アプリダウンロードのQRコードが表示されます。
ここで指定されるのはMi Fitenessというアプリなのですが、それよりZepp Lifeというアプリの方がいくつか機能が多くてよいようです。6の時はこちらが案内されていました。(その時はMi Fitという名前でした。)
Zepp Life
Huami Inc. 無料 posted with アプリーチ
たくさんある文字盤の内の1つ。左が7で右が6です。
画面の大きさの違いが分かると思います。
本体にボタンなどは無く、スワイプで操作します。
- 上からスワイプ→通知の確認
- 下からスワイプ→各機能へアクセス
- 左右スワイプ→ウィジェットの切り替え
となっています。操作感は非常に良く、サクサク動きます。
重さは13.5gと非常に軽く、ずっと付けっぱなしでも違和感がありません。
機能(できること)
機能は非常に豊富です。ざっと並べてみますと、
- 時計(世界時計)
- 天気予報
- ワークアウトの記録
- 睡眠ログ
- 心拍測定
- 血中酸素濃度測定
- ストレスレベルの測定
- PAIの測定
- 着信通知、アプリの通知、起立のリマインダー
- アラーム
- スケジュールの同期
- ストップウォッチ
- ポモドーロタイマー
- 懐中電灯
- 女性の健康(月経周期の追跡)
- 呼吸訓練
- イベントリマインダー
- スマートフォンを探す
- スマホの音楽再生コントロール
- 5気圧防水
- 常時表示ディスプレイ
- ナイトモード
これだけあります。すごいですね。
例えば睡眠ログですが、
画面解像度が高いので、スマホでなくても本体だけで十分な情報が確認できます。
機能を1つずつ見ていきます。
時計
時計の文字盤は、
100種類以上から選ぶことができます。
「photo watchFace」は任意の画像を背景にすることができます。
ただ・・・個人的にはいまいちいいのがありません。
また任意の画像は指定できるのですが、文字色を変えられないため画像によっては文字が見えなくなってしまいます。
一部の文字盤では秒針も表示されます。
天気予報
スマホアプリで現在地を取得し、今いる場所の天気予報を見ることができます。
1週間予報もあるのですが、なぜか4日目以降はちゃんと取得できていません。これはフィードバックしておきました。
ワークアウトの記録
110種類以上のワークアウトが用意されています。
ウォーキング、水泳、縄跳びなどなど。
中にはチェスとか囲碁とかもあって、運動なの?という感じですが(;・∀・)
ただ時間を記録するだけでなく、運動負荷を計測して休憩を促してくれます。
GPSは付いていませんが、スマホのGPSを使って移動の記録も取れるようです。
睡眠ログ
浅い眠り、深い眠り、レム睡眠、覚醒状態を記録してくれます。
それだけではなく、Betaとついていますが
睡眠時呼吸の質も計測してくれます。
加えて、入眠が遅すぎるとかアドバイスもしてくれます。
上のログは一度早い時間に目が覚めて二度寝したので、その部分が覚醒として認識しています。正確なようです。
睡眠モニタリングはオフにもできます。不要な場合はオフにすればバッテリーの持ちが良くなると思います。
心拍測定
心拍数もただ記録するだけでなく、有酸素、無酸素、脂肪燃焼といった時間も記録してくれます。
頻度については1分、10分、30分と、スマートモニタリングが選べます。また心拍数が高すぎる/低すぎるアラートをバンドの振動で教えてくれます。オフにもできます。
血中酸素濃度測定
このご時世気になる指標ですね。
継続的なモニタリングをオンにしようとすると「バッテリー寿命が大幅に短縮されます」という警告が出るので、自分はオフにしています。
バンドから任意のタイミングで測定することもできます。
ストレスレベルの測定
オンにすると、5分ごとに自動測定します。血圧が80より高くなると休憩のリマインダーをしてくれるという機能もあります。
PAIの測定
「Personal Activity Intelligence」の略で、年齢と性別、身長、体重、心拍数からより正確な運動量をPAIスコアとして算出、生活習慣改善のための指標として1週間でPAI100を目指すことが提案されています。
PAIスコアを獲得するとバンドが震えて教えてくれます。
着信通知、アプリの通知、起立のリマインダー
個人的にはこれが一番重要なのですが、
着信通知、指定のアプリの通知が来た場合に教えてくれます。例えばGmailやLINEではメッセージの内容を確認できます。定型文を登録して、バンドから返信する事もできます。
起立のリマインダーは、50分間運動が検出されないと振動して教えてくれる機能です。これもありがたいです。お知らせする開始時間と終了時間を指定することができます。
バイブレーションパターンも自由に作成できます。
アラーム
アラームはアプリからもバンド上でも設定できます。
曜日を指定することができ、設定時間の30分以内に浅い眠りのタイミングで振動する機能もあります。
スケジュールの同期
スマホのカレンダーと同期して、予定を振動で教えてくれます。
ストップウォッチ
バンド操作で、ストップウォッチが使えます。ラップタイムも取ることができます。
ポモドーロタイマー
ポモドーロテクニックを実施するためのタイマーです。
基本は25分毎に休憩5分ですが、変更することもできます。ただスタートすると通知がオフになる(DNDモードがオン)ようなので、使いどころには注意が必要ですね。
懐中電灯
最大輝度で白い画面を表示して、明るくしてくれます。
女性の健康(月経周期の追跡)
生理の長さ、生理周期の長さ、前回の整理開始日を指定すると、生理周期の予測をしてくれます。女性はありがたい機能ではないでしょうか。
呼吸訓練
時間を指定すると、息を吸って吐いてというのを繰り返して精神を落ち着かせる機能です。バンドの画面にガイドが出るので、それに合わせて呼吸をすると、最後に心拍数がどれだけ減ったかが表示されます。
イベントリマインダー
アプリからイベント日時を設定すると、指定時間に振動して教えてくれる機能です。
スマートフォンを探す
スマホから大音量の音を出して場所を教えてくれます。うっかり起動しないように注意。
スマホの音楽再生コントロール
自分はPowerAmpというアプリを使っていますが、その再生コントロールができます。
バンドには曲名とアーティスト名が表示されます。これもなにげに便利。
5気圧防水
公式サイトには以下の記述があります。
バンドは5ATM(水深 50 m)相当の防水に対応しています。スイミングプールやビーチで泳ぐ時など、水深の浅い場所でのアクティビティ時に装着可能です。ただし、熱いシャワー、サウナ、ダイビングで使用することはできません。また、ウォータースポーツ中にバンドが速い水流に直接さらされないように注意してください。
常時表示ディスプレイ
Always on Displayの略でAODと呼ばれますが、表示をシンプルにして時計の常時表示に対応しました。
指定した時刻の間だけオンにするということもできます。
ナイトモード
輝度の自動調節はできないのですが、ナイトモードという設定があり、指定時刻または日没後に輝度を下げるという機能は付いています。
このように、機能は盛りだくさんです。単純に時計として便利なのに、
これだけの機能があって値段は7000円ほどなので、コストパフォーマンスは非常に高いと思います。
前モデルとの比較
Mi Smartband 6との比較では、以下が強化されています。
- ディスプレイサイズが1.56→1.62インチ
- 解像度156×486→190×490
- 明るさ450nit→500nit
- 常時表示ディスプレイに対応
- 血中酸素濃度測定の自動化
- ワークアウト種類30→110種類
- バッテリー容量125→180mAh
大きさと重さが若干大きくなっています。
輝度は3/4くらいに設定すれば直射日光下でも視認できます。
バッテリー性能
公称では通常使用で14日間、ヘビーユースで9日間とされています。
自分は以下の設定で使ったところ、
7日くらいでバッテリーがなくなりました。
- 心拍数モニタリング自動
- 高度な睡眠モニタリング有効
- ストレス検出有効
- 自動血中酸素濃度測定はオフ
- 1日に通知を数件受信
- あとは文字盤の設定などいろいろいじっていた
前モデルでは5日くらいでなくなっていたので、バッテリーの持ちは良くなっています。
メリット・デメリット
Xiaomi Smart band 7のメリット・デメリットをまとめてみます。
【メリット】
- 機能が多いが安い
- 大きく見やすくなったディスプレイ
- バッテリーが長持ち
- ワークアウトの豊富さ
- 各種通知の受信
- 高度な睡眠モニタリング
- 血中酸素濃度測定、さらに自動化可能
【デメリット】
- 輝度の自動調節ができない
- GPSがない
- Suicaなど決済サービスに対応していない
- 用意されている文字盤がいまいち
デメリットはこの価格でそこまで求めるのは可哀想という感じですね。
まとめ
普通に腕時計として考えてもいい値段(6,990円)で、これだけの機能があるのはコストパフォーマンスよすぎでしょう。
あまり運動をしない方でも、通知や睡眠モニタリングは有効に使えると思います。
時間はスマホと同期するので常に正確です。またこの大きさが普通の時計よりコンパクトで常に付けていても邪魔になりません。
前モデルはAmazonでちょくちょくセール対象になっていたので、セールを狙うのも良いかもしれません。
それではみなさまよきガジェットライフを(´∀`)ノ